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フルサイズ・APS-C・フォーサーズ・1インチ、いったいどれだけ写りが違うの?

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みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

 

カメラスペックや仕様書でよく見かける『イメージセンサー』という言葉

フルサイズAPS-Cサイズなどなど一度は目にしたと思います。これはいったい何かというと。昔のフィルムカメラいうところのフィルムの部分大きさの事です。

レンズから取り込んだ光を受け止める大切な部分。

カメラの中で一番大切な心臓部です。

このイメージセンサーには様々なサイズ(大きさ)があり、有名なところでは

  • フルサイズ・FXフォーマット
  • APS-Cサイズ・DXフォーマット
  • フォーサーズ
  • 1インチサイズ

こんな感じで大きさの違うイメージセンサーがあります。

予想がつくとは思いますが、イメージセンサーは写真の写りに直結するものなので大きければ大きいほど写りは良くなります。

『写りが良くなる』ことは確かなのですが、写りの違いって意外とわからないんですよね。

僕が思うには晴天の屋外ではフルサイズと1インチセンサーの描写はそこまで変わりません。それぞれの写真を横に並べて見比べても違いを見つける自信はありません。

1インチセンサーでも十分な描写を得ることができます。

じゃあなんでみんなフルサイズを必要とするのか?

僕がフルサイズに求めるのは圧倒的な高感度耐性です。

 

 

センサーの大きさで光を取り込む量が決まる

イメージセンサーが大きいとその分、光を多く取り込むことができます。

これによって有利になるのが、暗い場所での高感度耐性が良くなることです。

高感度耐性が強い

デジタルカメラは高いISO感度で撮影をすると写真を明るくするために電気的に出力をあげるので写真にノイズが乗ってしまいます。これはISO感度に比例するので、ISO感度を上げれば上げるほどノイズが出てしまいます。

このノイズの乗りやすさはイメージセンサーが小さければ小さいほど目立ってしまうので、サイズが小さいものは不利になってしまいます。

速いシャッタースピードが切れる

どうしても速いシャッタースピードが必要な時、例えば大きな動きを止めたいスポーツ撮影とか。こういう時は被写体の動きを止めるために速いシャッタスピードを切らなくてななりません。

写真の適正露出を得るには『絞り値・シャッタースピード・ISO感度』の3つで決まります。

速いシャッタースピードを切るとイメージセンサーの露光時間が短くなるので、多くの光を得ることができません。代わりに絞り値とISO感度ので露出を稼ぐ必要があるので必然的にISO感度を高く設定する必要があります。

この時に高感度に強い大きなイメージセンサーは躊躇することなく高いISO感度で撮影することが可能になります。

 

画素数もチェックしよう

一昔前のデジカメマーケティングは画素数主義がはびこっていましたが

「高画素数=高画質」は決して成り立ちません。

イメージセンサーが大きければ大きいほど光の情報量が多くなるといいましたが、高画素になってくると目が細くなり画素一つ一つが受ける光の量が少なくなってしまいます。

2,400万画素のフルサイズセンサー960万画素のAPS-Cセンサーは同じ光の情報量を得ることができます。いうならば画質は同じ。

キヤノンとニコンの最上位機種のフルサイズセンサーが2,000万画素に抑えているのを見ると、決して「高画素=高画質」ではありません。

 

センサーサイズによって画角が変わってくる

イメージセンサーで違いが出てくるとう点では写真の描写以外に、焦点距離と画角の変化が出てきます。

 

よく聞くフルサイズ換算ってやつです。

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この写真はフルサイズセンサーのカメラで焦点距離28mmのレンズを使用して撮影したものですが、イメージセンサーが小さくなるにつれて写る範囲が狭くなるのをわかりやすく図解にしてみました。

“写る範囲が狭くなる”というのを言い換えると“望遠側にシフト”しているということになります。

同じ28mmレンズで撮影してもイメージセンサーサイズが小さくなると画角が狭くなります。この狭くなる画角を算出したのが「フルサイズ換算」と呼ばれるものです。

 

キヤノンやニコンの一眼レフでは、フルサイズ用のレンズをAPS-Cサイズのカメラでも使えることができ、このフルサイズ換算をすることで画角を導き出すことができます。

 

たとえば焦点距離28mmをフルサイズで撮影すると28mmの画角になるのはもちろん。

APS-Cサイズのカメラで撮影すると1.5倍した42mm相当の画角になります。 

42mm相当というのがフルサイズ換算で、フルサイズのカメラで焦点距離42mmで撮影した画角と同じ画角になるということです。

  • ニコンDXフォーマットは1.5倍
  • キヤノンAPS-Cは1.6倍

※キヤノンのAPS-CはニコンDXフォーマットよりイメージセンサーがやや小さいので換算倍率が少し大きくなります。

気をつける点は、焦点距離28mmのレンズをAPS-Cで使うとフルサイズ換算42mmになりますが、レンズの焦点距離は28mmのままです。

焦点距離というのはレンズ固有なので決して動くことがないこと。

レンズ自体の焦点距離は変わりません。変わるのは画角です。

 

ボケの量の違い

フルサイズはよくボケるというのは、センサーサイズが違うカメラで同じ画角を撮ったとしてもフルサイズは映る範囲が広いので望遠側で撮ることになるからです。

フルサイズで焦点距離50mmの画角はAPS-Cサイズで約33mmの画角に相当します。

  • 同じ画角 フルサイズ50mm = APS-C約33mm

焦点距離の数字を見るとフルサイズの方が焦点距離が長いので被写界深度が浅くなり『フルサイズの方がよくボケる』ということになります。

 

いったいどんなイメージセンサーのサイズがあるの?

ということで、いっぱいあるイメージセンサーの大きさを知っている限り紹介していきます。

 

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中判サイズ

おそらくアマチュアユーザーのほとんどは方は手にしたことが無いだろうと思われる中判デジタルカメラのイメージセンサーです。

実際に僕も中判カメラを手にしたことがないので詳しいことは語れませんがフルサイズをも凌ぐ解像度の破壊力は一度味わってしまうとヤバイらしいです。スミマセン表現が曖昧で・・・。

イメージセンサーも馬鹿デカイので、カメラもレンズもかなり大掛かりになり機材の価格も目が飛び出すレベル。

とにかく中判カメラが必要なプロが使うカメラです。趣味のレベルを超越してます。

▼中判を扱うメーカー

リコー(ペンタックス)、富士フィルム、ハッセル・ブラッドなど

PENTAX 中判デジタル一眼レフカメラ 645Dボディ 約4000万画素 大型CCDセンサー 645D 17974

PENTAX 中判デジタル一眼レフカメラ 645Dボディ 約4000万画素 大型CCDセンサー 645D 17974

 

 

フルサイズ(ニコンFXフォーマット)

デジタルカメラユーザーの誰もが憧れるフルサイズ。

ニコンではFXフォーマットと呼ばれ、35mmフィルムと同等の大きさのイメージセンサーです。

フルサイズは各メーカー上級モデルのカメラに搭載されており、毎度オリンピックで活躍するキヤノンやニコンの一眼レフフラッグシップ機にもフルサイズセンサーが使われています。

僕が使っているニコンD750もフルサイズ(FXフォーマット)です!

フルサイズのメリットは、35mmフィルムと同じ大きさなので、フィルム時代からの写真愛好家かたちが慣れ親しんだ焦点距離(画角やボケ具合など)の感覚が、違和感なくそのまま引き継げるという点。

「焦点距離50mm、標準的な画角だな」というような感じです。

後で書きますが、イメージセンサーの大きさが違うとレンズの焦点距離が同じでも写すことができる範囲が異なってきます。

フィルムで慣れ親しんだ画角の感覚がフルサイズでも活かせるというのがメリットです。

▼フルサイズを扱うメーカー

キヤノン、ニコン、ソニー、リコー(ペンタックス)など

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4

 

APS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)

フルサイズ比40%ほどの大きさのイメージセンサー。ニコンではDXフォーマット。

エントリーユーザー向けから中級者まで幅広くデジタル一眼レフやミラーレス一眼に採用されている。

アドバンスドフォトシステム(APS)規格の基準となるAPS-Hサイズ の左右をトリミングしたものがAPS-Cサイズになります。APS-Hサイズは一昔前のキヤノンフラッグシップ機に採用さていましたが、今では見かけることがなくなりました。

APS-Cサイズのメリット安価に一眼レフカメラが楽しめることです。

フルサイズより一回りセンサーサイズが小さいので一眼レフ内部のミラーやプリズムが小型化でき、APS-C専用のレンズを使うことで機材全体がコンパクトにできる点。

あとAPS-Cサイズは望遠に強くなります。例えば300mmF2.8レンズ(通称サンニッパ)をAPS-Cサイズのカメラで使用すると1.5倍の450mmF2.8相当の画角で使用できます。

APS-Cサイズはフルサイズの真ん中をクロップしているので焦点距離の約1.5倍した画角になります。よく見かける「フルサイズ換算」というやつです。

※フルサイズ換算は後で詳しく解説します。

▼APS-Cサイズを扱うメーカー

 キヤノン、ニコン、ソニー、富士フィルム、リコー(ペンタックス)など 

 

4/3サイズ(フォーサーズシステム)

オリンパスとパナソニックの主力となるカメラに採用されているイメージセンサーサイズです。ミラーレス一眼に最適化されたのがマイクロフォーサーズシステム。

以前はオリンパスからフォーサーズの一眼レフも販売されておりましたが、現在におけるフォーサーズはミラーレスがほとんど。

イメージセンサーのサイズからAPS-Cサイズよりもカメラとレンズ共に小型で軽量化できるのがメリット。

YouTuber御用達のパナソニックGHシリーズもこのフォーサーズです。フルサイズやAPS-Cよりも小さなイメージセンサーなので、被写界深度が深くピントあわせが容易になり、写真だけではなく高品質な動画を撮影がしやすいのも利点。

イメージセンサーの小ささで露呈してくるのが暗所での高感度撮影の弱さです。

イメージセンサーが小さくなってくると光を受け止める面積が小さくなってくるので、比例して高感度撮影でのノイズが多くなってきます。

▼4/3サイズを扱うメーカー

オリンパス、パナソニック

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN E-PL9 EZ レンズキット ホワイト

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN E-PL9 EZ レンズキット ホワイト

 
Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5 ボディ ブラック DC-GH5-K

Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH5 ボディ ブラック DC-GH5-K

 

 

1インチサイズ(ニコンCXフォーマット)

イメージセンサーの対角線の長さが1インチ(25.4mm)なのでこの名前。

レンズ交換ができるミラーレスでは唯一ニコン1が1インチセンサーを使っています。

 

ニコン1が唯一の1インチミラーレスなので、それ以外はコンパクトデジカメで使われております。いわゆる高級コンデジと呼ばれる部類がこの1インチセンサーを搭載。

今はスマホでも綺麗な写真が撮れるようになってきているのでコンデジの存在って結構微妙な立ち位置。これぐらい大きなセンサーを積んでいるコンデジじゃないとスマホで撮った写真と差が感じられません。

ソニーのRX100シリーズが1インチセンサーコンデジの草分け的存在でシリーズもRX100M5まででていますが、未だに初代のRX100が販売されています。とてもお買い得。

ちなみに僕はRX100M2を使用中です。ちっさいんで常にカバンに忍ばせいつでもシャッターチャンスが狙えます。

▼1インチサイズを扱うメーカー

ニコン(ミラーレス)、キヤノン、ソニー、パナソニック、リコーなど

 

1インチ未満のイメージセンサー

これより小さなイメージセンサーは小型軽量を目的としたコンデジが主になってきます。

iphoneは1/3インチのイメージセンサーを使っているようです。このサイズは写真撮影では少し非力なサイズですが動画撮影では全然サイズが大きいくらいなんですね。

一般的なハンディカムは1/5.8インチのものが多く採用されているのを見るとiphoneのセンサーが大きいのがわかります。4Kが撮れるハンディカムでも1/2.3インチほど。

僕が思うに、ハンディカムなんか買ってもiphone(スマホ)で十分綺麗な動画撮れるってことをみんなに知ってもらいたいんです。

iphoneでサクっと撮影してそのままSNSにもアップロードできますからね。

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まとめ

  • イメージセンサーが大きい方が暗所での高感度が強くなる
  • 大きくなる分カメラもレンズも大がかりになる
  • 一眼レフを気軽に楽しみたいならAPS-Cサイズがオススメ
  • オリンパスとパナソニックのミラーレスはAPS-Cより小さなイメージセンサーを使っている
  • コンデジは1インチセンサーのものがオススメ
  • センサーサイズによって画角が変わる
  • 高画素=高画質ではない

一眼レフなら絶対にキヤノンかニコンの2択! レンズラインナップで2社が圧倒的有利

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みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

一眼レフカメラ・ミラーレス一眼を購入する時に決めなくてはいけないメーカー選び。

このカメラメーカー選択は今後のカメラ人生を大きく左右します。

カメラ各社によってカメラとレンズを接合する部分“マウントの形”がバラバラなので、カメラメーカーを決めてしまうと今後そのカメラメーカーのレンズをずーっと使うことになります。※サードパーティレンズの選択肢もあります

たとえばキヤノンのカメラを買ったけどニコンのレンズが良さそうだからキヤノンのカメラにニコンのレンズを付けたいなんてことはできません。

ということなので、メーカー選びは慎重に行わなくてはなりません。

先に結論を言っちゃいますが、

一眼レフカメラを始めるならキヤノンニコン

ミラーレス一眼をやるならニコン以外をオススメします

 

 

 一眼レフカメラはキヤノンかニコンの2択

僕的には一眼レフに関してはこの2社しか考えられません

その最大の根拠は2社から出しているレンズラインナップの豊富さです。

一眼レフはレンズを交換してナンボです。レンズを交換しないのならコンデジで十分です。せっかくレンズが交換できる一眼レフなのでレンズラインナップが豊富なメーカーを選んでいた方が失敗がないと思います。

cweb.canon.jp

www.nikon-image.com

キヤノンかニコンを選んでおけばこの先レンズに困ることは絶対ないと言いきれます。

それだけこの2社のレンズラインナップは充実しています。

 

じゃあ、キヤノンとニコンとどっちがいいの? 

ぶちゃけどっちでもいいです。好きな方を選びましょう。

僕はニコンを使っていますがデジタル一眼レフカメラを始めた頃に放送していたニコンD80のCM


Nikon D80 CF

このCMが当時の僕の心を完全に仕留めてくれたのでニコンD80からカメラライフが始まりました。 

 

このCMで注目したのは一度もカメラのシャッターを切っていないところです。

ファインダーを覗いてピントの合焦音を鳴らしてレンズ替えてフフンってキムタクさんが鼻を鳴らしているだけです。

ニコンのマーケティングは一眼レフカメラで撮った写真がキレイなんだよっていうところをアピールするのではなく、一眼レフカメラのオーナーになってカメラを操る愉しみを全面に出してるんですよね。

ニコンのカメラってキヤノンに比べて無骨でメカメカしく男子の心をくすぐる一眼レフカメラになってます。

後にNikonDfというカメラが登場しました。

もうこれなんてデザインからして実用無視ですもんね。ガジェット好きにはたまらない一品です。ニコンはこうゆうのがお得意な感じ。

 

キヤノンとニコンの描写の違い

巷でよく囁かれているのは

  • キヤノンは人の肌をきれいに撮る=人物向け
  • ニコンは見たままの画を撮る=風景向け

とか聞きますが、正直わからん!

どっちも人物をきれいに撮れますしどっちもきれいに風景が撮影できます。

自分好みの画に仕上げたいのならRAWファイルで撮影して後からいくらでも写真の仕上がりをレタッチできるので、特に気にしなくて大丈夫です。

 

強いて言うなら動画も撮るならキヤノンが有利

動画撮影に関してのオートフォーカス性能がニコンよりもキヤノンが強いです。

一般的に一眼レフカメラは静止画撮影する時と動画撮影する時ではオートフォーカスのやり方が別になります。

キヤノンとニコンとともに静止画撮影時は同じく位相差AF方式なのでどちらも遜色なく高速ですが、違いがでるのが背面液晶を使用した撮影、ライブビュー撮影でのオートフォーカスの速さです。

ライブビュー撮影時、ニコンはコントラスト方式だけでのオートフォーカスに対して、キヤノンはコントラスト方式と像面位相差方式の2つからなるキヤノン独自のデュアルピクセル CMOS AFなので高速なオートフォーカスが可能となっています。

  • ニコン:ライブビュー時のAFが遅い
  • キヤノン:ライブビュー時のAFが速い

 

僕はニコン使いなのでオススメはニコン

キムタクから始まったカメラライフですが僕はニコンを選んで後悔はしておりません。逆にキヤノンを選んでいたとしても後悔はなかったと思います。

メーカー選びで一番重要なのは使用できるレンズの選択肢が豊富なことです。

ということでオススメの一眼レフはニコンD5600です。

 小型軽量でありながら列記とした一眼レフなので操作性も不便はないです。スマホとの常時接続で位置情報や時間も狂うことはありません。

 

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キットレンズでセットになっているレンズの出来が素晴らしくエントリー向けのレンズであったオートフォーカスの遅さが改善されてストレスフリーの撮影ができます。

 

ニコンでミラーレス一眼を購入してはいけない理由

ニコンのミラーレス一眼は1インチセンサーを搭載したCXフォーマットのニコン1シリーズがございます。

Nikon ミラーレス一眼 Nikon1 J5 ダブルズームキット シルバー J5WZSL
 

カメラ自体の出来は悪くはなくカメラの電源を入れてから撮影までのレスポンスの良さがウリで僕も以前はNikon1J5を持っておりました。

ですがニコン1シリーズはNikon1J5を販売して以来音沙汰なく、2015年を最後に新しい製品が販売されておりません。

ニコンのCXフォーマットの将来が心配されている状態。

ぶっちゃけた話、同じ1インチセンサーを持つ高級コンデジの方が使い勝手がいいんじゃないかと思います。

 

ニコン1買うなら1インチセンサーのコンデジの方が良さげ

今ではNikon1J5を手放しております。理由はソニーの1インチコンデジのRX100M2の方が使い勝手が良かったから。

CXフォーマットは1インチセンサーなのでフォーサーズシステムやAPS-Cサイズのミラーレスに比べて高感度域でノイズに弱く、かつ同じ1インチセンサーを持つコンデジにコンパクトさで負ける。

あんまりいいところが無いニコンのミラーレスなんです。

 

その他の一眼レフカメラメーカーは?

ソニーの一眼レフカメラ

ソニー デジタル一眼カメラ「α99 II」ボディ ILCA-99M2

ソニー デジタル一眼カメラ「α99 II」ボディ ILCA-99M2

 

ソニーの一眼レフカメラっていうのはカメラ内にミラー(レフ)があるんですが他社との多いな違いは光学ファインダーではなく電子ファインダーであることです。 

なぜか一眼レフカメラのクセしてファインダーが電子ファインダーなんですね。

 

電子ファインダーの特徴

対して電子ファインダーの特徴は撮影した結果がファインダーで確認できることです。ファインダー自体が液晶画面なのでホワイトバランスや露出補正が確認できたり、色彩をカスタマイズしているならそれも反映した状態で撮影できます。ピントが合っている面を表示するピーキング機能もあるのでオートフォーカスのできないレンズでも苦労することなくピント合わせをすることができます。

 

ソニーの一眼レフはどうなの?

ソニーの一眼レフカメラってフルサイズとAPS-Cサイズの一台ずつしかラインナップされておらず、どっちかというとミラーレス一眼に力を入れているメーカーというイメージです。

ソニー内での一眼レフカメラの扱いがどうも微妙なのでソニーで一眼レフを購入するのはあんまりお勧めしないのが正直な所です。

 

ソニーはミラーレス一眼カメラのラインナップが豊富

他社に比べて大きなイメージセンサーを搭載させたミラーレス一眼カメラをラインナップさせているのがソニーの強み。

 

ソニーのミラーレスはイメージセンサーが大きい

世界で初めてフルサイズのミラーレス一眼カメラα7を登場させたのはソニーです。

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7M3K

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7M3K

 

 

APS-Cサイズ搭載のミラーレス一眼α6000シリーズ

ソニー デジタル一眼カメラ「α6500」ボディ ILCE-6500
 

 

カールツァイスをオートフォーカスで使えるのはソニーだけ 

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これはソニーだけの特権です。

あのツァイス様をオートフォーカスで使用することができるのはソニーだけなんです。

カールツァイスは各社カメラメーカーのマウントに合う様にキヤノンやニコンでも使えるレンズがありますがそれはどれもマニュアルフォーカスで使うことになります。

ソニーでは専用にAマウントとEマウントにカールツァイスがラインナップされておりそのレンズもオートフォーカスでの使用ができます。

 

僕はカールツァイスはそこまで詳しく語れませんがRX1を使っていた経験から、カールツァイスのボケの美しさは、他のレンズでは再現不可能なくらい美しいものだと思います。空気感まで写し出すレンズはカールツァイスしかありません。

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ソニーはカメラの発展に大きな影響を与えるメーカー

ソニーってキヤノンやニコンのような光学メーカーではないので一眼レフカメラを製造して真正面から勝負するのではなく、他社ができないようなフルサイズミラーレス一眼を作ったりなど、今までのカメラの概念を覆すようなものを作るメーカーなイメージ。

今後もミラーレス一眼カメラの発展が望まれるのでソニーはカメラの歴史を変えていくかもしれませんね。

 

まとめ

カメラのメーカー選びで一番重要なのが使えるレンズがたくさんあるかどうかということです。

この点を踏まえれば一眼レフカメラはキヤノンとニコンの2択で間違いはありません。

今回はオリンパスやペンタックスを割愛していまいました。スミマセン。

全く知らないメーカーなので下手に間違ったことが書けないのでもう少し勉強してから記事にしようと思います。

一眼レフ・ミラーレス・コンデジそれぞれの特徴を徹底解説。あなたに合ったカメラはどれ?

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

カメラに少しでも興味を持った方、これからカメラを趣味にしようと思っている方。

今は一眼レフカメラとかミラーレス一眼とかいろいろ販売していて何がどう違うのかわからない人もいるはず。

一眼レフカメラやってみたいけど重くて邪魔にならないかな?

ミラーレス一眼ってオシャレだけど画質はきれいなの?

などなど、デジタルカメラ選びに迷ってしまいますよね。

このページでこれから解説する内容は3種類のデジタルカメラ

  1. 一眼レフカメラ
  2. ミラーレス一眼カメラ
  3. コンパクトデジタルカメラ

上記3種類のカメラを使ったことがある経験から、一つ一つの特徴や利点欠点を解説していきますので、カメラを始めようとお考えのあなたに少しでもお役に立てばと思います。

 

 

一眼レフカメラ

写真を撮るために生まれてきた究極の道具

なんといってもデジカメ3種類の中では一番使い易いデジタルカメラです。

各設定がダイレクトにでき、絞り値・シャッタースピード・ISO感度・露出補正などたくさんの情報が一目でわかるようになっています。

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僕は現在、それぞれイメージセンサーのサイズが違うニコンの一眼レフD750とD5600の2台を使っています。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750 24-120VR レンズキット AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 付属 D750LK24-120 クリーニング クロス付き Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600 AF-P 18-55 VR レンズキット ブラック D5600LKBK クリーニング クロス付き

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光学ファインダーの気持ちよさ

一眼レフはレンズから入ってきた光をミラー(レフ)で反射させ、プリズムが結像させた画をファインダーでフレーミングしながら撮影します。

デジカメのように液晶画面を見ながらの撮影とは違い、一眼レフの光学ファインダーは現実世界の一瞬を切り取るというものなんです。

これが最高に気持ち良いんです。覗いてみればわかります。

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簡単に書きましたが、この技術は非常に難しいもので寸分の狂いなくカメラを組み立てないと光の軸がずれてしまう超精密な仕組みなんです。

なので一眼レフが作れるメーカーは数えるほどしかありません。

キヤノン・ニコン・オリンパス・リコーなどなど・・・。

 

握りやすさを追求したグリップ

一眼レフカメラは基本的に携帯性は求められていません。小型コンパクトにしようにもボディー内にミラーボックスがあるので厚みが出てしまい限界があります。

なので一眼レフカメラは携帯性を犠牲にする代わりにとことん撮影しやすくするためにカメラのボディーグリップがとても握りやすく設計されております。

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写真はニコンD5600でございます。

 

所有感は一眼レフが一番

一眼レフはメカメカしいボディーがたまりません。ガジェット好き男子には最高の逸品です。

先ほども書きましたが、現実世界を切り取る光学ファインダーやメカメカしいシャッター音、数々の設定をダイレクトにコントロールするダイヤルやボタン。

一眼レフを肴にイケるぐらいですw

ニコンDfは完全に狙っている一眼レフカメラです。

 

一眼レフカメラのデメリット

究極の写真を撮る道具がゆえ、携帯性を全く考慮されていません。

重いデカイ高いの3拍子

一眼レフは光学ファインサーのためにボディー内に必ずミラーボックスが必要になります。このせいでボディーを薄くすることが不可能です。プリズムもガラスの塊なので重くなります。ニコンフラッグシップ機D5のペンタプリズムは幼児こぶし大ほどのペンタプリズムが入っていると言われています。そりゃ重くなります。

もちろんボディーだけでは写真は撮れません、当たり前ですがレンズも必要です。

レンズの値段もバカになりましせん。「このレンズなら綺麗に撮れるはず・・・」あれもこれもレンズに手を出しちゃうハマると抜け出せなくなる『レンズ沼』という恐ろしい沼も待っております・・・。

レンズは金属とガラスの塊なので軽いはずがない。

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一眼レフは最高の道具ですが外に持ち出すのに覚悟がいるということです。

 

▼ニコンD750で撮ってきたディズニーリゾートの記事のリンクはこちら

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ミラーレス一眼カメラ

一眼レフとコンデジが融合したカメラ

ミラーレス一眼はその名の通り、一眼レフにあったボディー内のミラーを無くしたカメラ。

ミラーボックスとプリズムが必要無いのでコンパクトで軽量なカメラを作ることができ、かつレンズ交換が可能。

一眼レフのと同じく写真撮影に必要な設定がダイレクトにできるので、一眼レフとコンデジの良いところ取りしたカメラです。

 

情報量豊富な電子ファインダー

電子ファインダーは光学ファインダーと違い、直接イメージセンサーが読み取った情報を画像処理エンジンを通して、ホワイトバランスや露出補正など出来上がる画像をファインダーに表示しながら撮影できます。

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一眼レフの光学ファインダーは鏡とプリズムで結像させた画に対して、電子ファインダーは出来上がる写真が確認できるので失敗が少なくなるのがいいところ。

光学ファインダーは撮った後にプレビューして初めて撮影結果がわかるので、写真が真っ白になったりホワイトバランスがミスってたりと結構あるんですよね、ミラーレスはこのようなミスがほとんどありません。

光学ファインダーと電子ファインダーの違いを言い例えるなら、スポーツを現場で観戦するかテレビ中継を見るかの違いです。

  • 光学ファインダー = 現場で観戦 = 鏡に写った画
  • 電子ファインダー = テレビ中継 = 処理をした映像

でも一つ注意が必要で、ミラーレスでも安価なものはファインダーが無いカメラもあります。背面液晶で撮影することになるんですが、これだとどピーカンな晴天の下では外が明るすぎて液晶画面が見づらくなってしまいます。

できればファインダーが付いているものか、ファインダーが後付けできるミラーレスを買ったほうが後で困ることは無いと思います。

 

一眼レフより軽くて軽量

ミラーボックスとプリズムを要さないのでカメラボディーが一眼レフと比べて小型で軽量。一眼レフより設計の制約がないのでボディーデザインのバリーションがたくさんあり、各社ミラーレスのラインナップも充実しているので選択肢が豊富。

片手で軽々持てるから自撮りもやりやすい。

 

一眼レフより画質が悪いのでは?

そんなことは全く無いです。むしろミラーレスは一眼レフの未来の姿です。

一眼レフが大きくかさばる原因であるミラーとプリズムを撤廃し、もっと使いやすく小型軽量にして万人にカメラを広げようと誕生したのがミラーレス一眼。

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Nikon1 J5

1インチセンサーであるニコン1でもこんなに綺麗なボケが楽しめます。

 

特にソニーはミラーレスに非常に力を入れておりα7シリーズやα6000シリーズなど最新技術を惜しみなくふんだんに使われてます。オートフォーカスのスピードも一眼レフとほぼ互角のところまで来ているので、近い将来はミラーレスは一眼レフを追い抜いてしまうと僕は思っています。

もう一つ、ソニーではカールツァイスのレンズをオートフォーカスで使える特権もあります。これってソニーのミラーレスしかできないんです。

 

フランジバックの制約もないのでマントアダプタをかませばいろんなレンズが取っ替え引っ替えできるのも利点。

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フランジバックとはレンズとカメラの接合部「マウント」から「イメージセンサ」までの距離のこと。

フランジバックは各社決まっており、キヤノンEFマウントは44mm、ニコンFマウントは46.5mmです。

フランジバックは距離を伸ばすことはできても短くすることはできません。

ソニーα7はミラーレスの特徴であるフランジバックが短いのを利用して、マウントアダプターかませると、各社のレンスを使用することができます。

 

技術の最先端であるミラーレス一眼と販売から何十年も経っているオールドレンズの組み合わせもできちゃんですよね。

マニュアルフォーカスのレンズも電子ファインダーにピント合わせが容易になるピーキングを表示させることができるので難なくフォーカシングできる。

しかもボディー内手振れ補正もあって至れるつくせり!

オールドレンズも最新ミラーレス一眼で蘇らせることができるなんでロマンがあっていいですね。

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3

 

 

ミラーレス一眼のデメリット

電池持ちが一眼レフと比べて悪い

原因の主は電子ファインダー。

光学ファインダーはただの鏡とガラスなので特に電力を必要としませんが、電子ファインダーは液晶画面なのでファインダーを覗いている間は常に電気を食っています。

バッテリー1個で1,000枚超えがアベレージの一眼レフに対して、ミラーレスは改善してきてはいるものの300枚程度。

一眼よりコンパクトなのがウリだけど予備バッテリーで結局荷物が増えてしまいす。

最新のソニーα7IIIはバッテリー持ちが大分よくなってきたもののそれでも約600枚です。

レンズのラインナップがまだまだ追いついてない

通常使う分には十分種類が足りますが、レンズ交換が醍醐味であるとする点では一眼レフカメラ用のレンズの種類の数からすると少ないです。

 

コンパクトデジタルカメラ

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DSC-RX100M2

一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラと決定的な違いはレンズがカメラに固定されていることです。コンパクトデジカメはレンズ交換ができません。

なのでコンパクトデジカメラは用途が限られてしまいます。

 

コンパクトデジカメは多種多様

コンパクトデジカメは本当にたくさんのカメラがラインアップされています。

必要最小限の機能を備えたお手軽なコンデジを始め。

 

1インチサイズのイメージセンサーを備えた高級コンデジ

 

コンデジと言っていいのかわかりませんが一眼レフルックな高倍率ズームを備えたネオ一眼と呼ばれるジャンル。

 

フルサイズセンサーを投入したヤバい奴まで

 

ちなみに僕はこのフルサイズ搭載のヤバいコンデジの初代RX1を所持していました。

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DSC-RX1

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ポケットに忍ばせれるコンパクトさが最大の武器 

コンデジはこれに関して勝るものはありません。

どこにでも肌身離さず持っていけるのがコンデジの最大の武器。

カバンに入れてても荷物になりません。

僕が持っているRX100M2は常に常備しているのでブログに載っけるブツ撮りはだいたいはRX100M2でまかなっています。

 

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コンパクトデジカメの欠点

欠点にしてしまうのが可哀想ですが、コンパクトデジカメはそのお手軽さ追求しているので一眼レフカメラのような操作性の良さは皆無です。

一眼レフカメラのように絞り値やシャタースピード、ISO感度にダイレクトに設定でいないので、一眼レフのサブカメラにコンパクトデジカメを使うと操作性の悪さにイライラしてしまいます。そこは割り切るしかないかと。

 

電池の持ちも良くありません。

これはミラーレス一眼と同じで液晶画面を使った撮影なので消費電力が激しく、かつコンパクトボディーなのでバッテリーサイズも小さいものがほとんど、

一眼レフカメラと比べて撮影可能枚数が少なくなります。

 

ぶちゃけスマホと画質変わらないんじゃない?

正直なところ、激安なコンパクトデジカメとスマホ写真は大差ないと思います。

イメージセンサーのサイズがあんまり変わらないので。

画質が変わらないんだったら無理してコンパクトデジカメ買う必要がなくなってしまいます。今のスマホは動画もすんごい綺麗に撮れちゃいますしね。

「明らかにスマホと違うな」と思う写真が撮れるのは1インチサイズのイメージセンサーモデルのコンパクトデジカメになりますね。

これもそこそこいい値段しちゃうので、エントリークラスの一眼レフレンズキットが買えたりします。 

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カメラを趣味にするにはコンデジは少し物足りない 

僕的にはこれからカメラを趣味にする人にはコンパクトデジカメを購入することはお勧めしません。

カメラの趣味って写真を撮る行動も楽しくないとダメなんです。 

露出を設定して、ファインダーを覗いて構図を決める。

そしてレリーズボタンを押してシャッターが音が鳴る。

この一連の動作がカメラにとって大切なんですね。

コンパクトデジカメにはこの一連の動作が一切省かれている感じなのでカメラの趣味にするには少し物足りないと僕は思います。

 

おそらくオススメのカメラを探しにこのブログにやってきて人はコンデジを探してやってきたとは思いません。

これから写真を趣味にするなら是非とも一眼レフカメラかミラーレス一眼カメラの購入した方が今後のカメラライフがとても楽しいものになると思います。

 

ニコンにはカメラを「操る愉しみ」というコンセプトの元で生まれた一眼レフカメラがあります。実用を無視してますが僕的にはこういうのがドンピシャですね。

 

まとめ

ということで今回のおさらい。

一眼レフカメラ

  • 現実を切り取る光学ファインダーが特徴
  • 握りやすいグリップだがボディが大きく重くなりがち
  • レンズラインナップが豊富
  • 本気で写真をするならオススメだがそれなりに覚悟が必要

 

ミラーレス一眼カメラ

  • レンズ交換もできカメラもコンパクト
  • カメラデザインが豊富
  • 液晶画面で撮影結果を確認しなら撮影
  • 一眼レフに比べてレンズの種類が少ない
  • バッテリー持ちが悪い

 

コンパクトデジカメ

  • コンパクトなのが最大の武器
  • 趣味するには物足りない
  • やはり電池持ちが悪い

 

ざっとまとめてこんな感じです。

自分にあったカメラは見つかりそうですか?

お問い合わせコーナーではカメラ購入の相談にも乗ろうかなっと思ってたりしております。その際にはブログの記事にさせていただこうと思います!

みなさんの相談をお待ちしております。

 

▼次はオススメのメーカーをご紹介▼

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Adobe Lightroomの使い方。膨大な枚数の写真データの管理に欠かせないアルバムツール

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

Lightroom(ライトルーム)というパソコンソフトをご存知ですか?

少しだけ聞いたことがるという人なら「RAW現像を専門とするソフト」という認識だと思いますが、もちろんLightroomはRAW現像をするためのソフトです。

ですが、僕はRAW撮影はほとんどせず、レタッチもあんまりやりませんがLightroomは写真生活に欠かせないモノとなっております。

じゃあ何のためのLightroomなのか?

僕のLightroomの使い方は写真データを管理する使い方です。

たえば過去数年間の写真から「ニコンD750」で撮影した写真だけを表示しようとるととどうやってやります? 「ディズニーランド」に行った時の写真だけを探し出す時は?

Lingthroomは膨大な写真の中から必要な写真をだけを探すことが容易にできるツールです。

 

膨大な枚数の写真管理が超楽になるLightroom

Lightroomは現像だけではありません。写真管理が非常にやりやすい!

僕の使い方は撮影した写真をいったんLightroomに取り込んでOKテイク・NGテイクを振り分けて、書き出したい写真を選んでちょこちょこっと明るさをいじって、LINEアルバムに共有しています。

僕はがっつりレタッチしないんで暗い写真を明るくするかトリミングするぐらい。

最後にLINEアルバム用にサイズを小さくしたJPEGに書き出します。

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自動的に日付ごとにフォルダ分けしてくれる

Lightroomは写真を取り込む際に自動的に撮影した日付「2018-04-13」にような名前がついたフォルダが作成され、そのフォルダの中に写真データが取り込まれます。

今までは自分で撮影日の名前をつけたフォルダを作成して、その中に写真データをほり込んでいまいしたが、Lightroomはそれを自動的にやってくれます。

数日撮り溜めた写真も撮影日ごとにフォルダを作成され、それぞれの日に写真データを振り分けてながら取り込むこともしてくれます。すごい便利。

作られるのは日付ごとになるので、その月が終われば月ごとのフォルダを作成してやってデータを移します。年を越せば同じように年単位のフォルダを作成してごっそりフォルダを移します。

  • その月が終われば月単位のフォルダにまとめて外付けハードディスクへ移動

こんな感じでルールを決めております。

ちなみにウチではRAID1を組んで大切な写真データのバックアップを取っております。
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気をつけないといけないのが、フォルダ内のデータの移動は絶対にLightroom内で行うこと。

エクスプローラーやFinderで直接フォルダ内のデータを動かしてしまうと、Lightroomが写真データを探せなくなってしまうので絶対にやってはいけません。

 

キーワードをつけると検索しやすい

僕は撮影した場所をキーワードに入力しています。

例えばディズニーランドで撮影した写真には「ディズニーリゾート, ディズニーランド」というような感じで2つキーワードをつけておくことで、後からディズニーランドに行った時の写真を検索するときに、すぐにその写真を引っ張り出すことができます。

 

メタデータからの検索もできる

メタデータとは写真データに付随するデータのことです。

  • カメラの機種
  • レンズの種類
  • 焦点距離
  • 絞り値 などなど

たとえば「D750で撮影した写真」だけを表示することができますし「焦点距離50mmの写真」の検索もできます。

「何mm焦点距離を何枚撮った」という情報も見れるので自分がよく使う焦点距離が知ることができ、今後単焦点レンズを購入するときの目安になったりもします。

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OKテイク、NGテイクに印を付けることができる 

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不要な写真データで無駄にハードディスクの容量を使いたくないです。

僕はまず、撮影してきた写真データを取り込んだ後に失敗した写真「NGテイク」除外フラグを付けていきます。

除外フラグはよほど失敗写真ではない限りつけませんが、思いっきりブレた写真や、半目などなど。後々絶対に書き出すことがない消してしまってもいい写真除外フラグをつけます。

除外フラグをつけた写真は一括で削除できます。

 

逆に書き出したい写真を「OKテイク」としクイックコレクションに追加していきます。クイックコレクションは一時的に写真データをまとめるものなので使い方は人それぞれ。

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書き出したい写真だけを選択することで、クイックコレクションにまとめられた写真だけを現像(明るさ等を調整)していきます。

f:id:hechima_papa:20180413180729p:plain現像は直接写真ファイルに手を加えるわけではなく、Lightroomは非破壊編集方式なので写真を明るくしたりホワイトバランスをいくらいじっても、元のデータはそのまま残っているので調整をやり直すことが可能です。(元に戻すことができる)

あくまでLightroom上で写真を加工しているということ。

基本的にRAW現像ソフトはどれも元データに手を加えない非破壊編集なのが大半です。

写真を書き出すことで新たに書き出されたJPEGに調整の結果が反映されます。

 

現像で調整した写真だけ書き出す

最後にクイックコレクションで厳選した写真を選択し書き出しを行います。

僕の場合は最終的にLINEアルバムにあげることが目的なので、JPEGに書き出すときは5メガピクセル(500万画素)までサイズを落として書き出しししています。

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 書き出したJPEGは現像で調整した結果が反映されて5メガピクセルに統一した状態で書き出しができます。書き出すファイル名も自由に設定可能。

新たにJPEGを書き出しているので元データは上書きされていません。元データは撮影した時の状態で残っているので現像のやり直しは何度でもできます。

 

クイックコレクションは一時的なものなのでJPEGに書き出しを終えるといったんクイックコレクションをリセットします。

後でどの写真が書き出したものなのかを判別するために僕はグリーンのラベルをつけるなどをしてわかるようにしています。

 

写真データがJPEGでも現像できるの?

もちろんJPEGで撮影したデータもLightroomではRAWファイルと同じように扱えます。

ですがJPEGはRAWのように調整の幅はあまり広くはありません。

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ここでも書きましたがJPEGは撮影した時点でカメラ内ですでに現像されたファイルなので完成品ということになります。

逆にRAWは現像を前提としているデータなので、調整できる“のりしろ”のデータを豊富に含んでいます。

JEPGも同じように明るさや色の濃さなどRAWと同じようにパラメーターはいじれますがRAWほど自由自在にできない。

特にホワイトバランスに関してはJPEGはどうにもならないと思っていた方がいいです。気休め程度しか調整できません。

ニコンのピクチャーコントロール「フラット」はJPEGでありながらレタッチを想定したもので、黒潰れや白飛びを抑えた写真が撮影できます。

RAWファイルのデータが重すぎて扱いきれない人はフラットで撮影してみてもいいかもしれません。

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まとめ

写真のレタッチはやんないけど、写真の枚数が多くなって管理しきれてない人にでもゴリ押しでオススメできるLightroom。

これ無しでは僕のカメラ生活は成り立ちませんね。

写真の管理に困っている人は是非とも導入してみてください。

そんなLigtroomはAdobeのソフトなのでクリエイティブクラウド(CC)のように年間契約(ずーっとお金を払う契約)でしか購入できないかと思いきや、買い切りタイプのLightroomもございます。

CC版と買い切り版の内容はほとんど変わりません。

僕の知っている限りではCC版には「かすみ除去」という機能があるみたいなんですが、普通の用途では必要無いと思います。

かすみがかかったモヤっとした写真をスッキリさせることができるようですが、僕は今まで「かすみ除去」の必要を迫られたことはありません。

買い切り版のLightroom6で十分の内容です。

大切な写真データの保存はハードディスクを2つ組み合わせたRAID1で確実に守ろう

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

子どものその瞬間を捉えた写真が自分の不手際で消えてしまうと、どうにもこうにも消えてしまった写真を元に戻すことはできません。

カメラのSDカードにためていた写真もSDカードを紛失してしまうこともあるし、取り込んだ先のパソコンの故障のリスクもあります。

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僕が行っている大切な写真データを守る方法は外付けハードディスクを2つ使ったRAID1によるバックアップ方法です。

『RAID(レイド)』って聞くとパソコンに詳しくない人は敬遠してしまいますが、RAID1を手軽に構築できるハードディスクケースって案外、安い値段で買うことができるし、USBケーブル1本パソコンにつなぐだけで、ノートパソコンでも簡単に取り入れることができます。

では、今回は大切な写真データを守る保存の手順と僕が実際にやっているデータバックアップ方法「RAID1」を紹介したいと思います。

 

まず撮影を終えたらデータをパソコンに移す

撮影した写真データはまず、カメラの中に入れているSDカードやフラッシュメモリに保存されます。

SDカードイラスト

SDカードは大容量の割には場所をとらず非常にコンパクトですが、そのままSDカードの中だけで画像を保存してしまうと、SDカードを紛失したり万が一中身が消えてしまうことがある可能性があります。

SDカードってコンパクトなので無くしやすいし結構静電気とかでデータが飛んだりとかしてしまいます。

撮影を終えて家に帰ったら必ずパソコンに取り込むなりSDカードの中の画像のデータを保存しておきましょう。

 

パソコンに写真データをコピーした時点でSDカードパソコンのハードディスクと2箇所に撮影したデータが保存されていることになるので、この状態でバックアップが取れているということになります。

ですが、ずっとカメラのSDカードに写真データを残しておくわけにはいけませんよね。

たいていの人は次の撮影の前にSDカードの中身をフォーマット(消去)すると思います。

SDカードをフォーマットするとSDカードとパソコンの2箇所に保存していたものがパソコンだけにしかデータがないことになるので、この状態はバックアップが取れている状態ではないということになってしまします。

もし、天災等でパソコンが破損してしまうと中のハードディスクが死んでしまい保存していた写真はすべて消えてしまうことがあります。

ハードディスクには寿命がある

悩ましいのがハードディスクにも寿命があること。

ハードディスクの中身はデータを記録するための円盤が何層もあり、高速回転した円盤に記録されたデータをアームが読み取ったり書き込んだりと、駆動する部分がたくさんあります。駆動する部分があるということはいつかは故障する可能性があるということです。

一般的にハードディスクの寿命は1万時間と言われており、1日8時間の駆動で3〜4年で寿命を迎えます。必ず壊れるというわけではないですが、動作保証ができないのでいつ壊れてもおかしくない状態です。

必ず迎える寿命に対して対策を練るわけですが、僕の場合はハードディズクを2基使ったRAID1(レイド1)を組んでバックアップを取っております。

 

バックアップに有効なRAIDシステム 

RAID(レイド)というのは複数のハードディスクを使って仮想的な1台のハードディスクとして運用することで信頼性と速度の向上を狙ったシステムです。

RAIDに関してはここでは詳しく書きませんが、僕が写真データのバックアップ方法でオススメなのがハードディスクを2基使ってRAID1による運用方法です。

 

バックアップならRAID1

RAID1は複数のハードディスクに同時に全く同じデータを書き込むことで万が一、どれか片方のハードディスクが故障してももう一つのハードディスクがカバーすることで大切なデータが消えることを防ぐシステムです。

片方のハードディスクが寿命を迎えても、壊れた方のハードディスクを新しいものに交換すればまた自動的に片方のハードディスクからデータをコピーしてくれます。

2基のハードディスクの中身は常に同じデータが書き込まれています。

 

RAID1は難しくない! 初めてにオススメのRAIDケースがあるよ

RAIDなんてパソコンを組んだことがない人からすれば、さっぱりポカンなものですが難しく考えなくても大丈夫。僕もそんなにRAIDに関しての知識はありませんでしたが、RAIDケースというものが販売しているので、そいつを使えばパソコンが勝手にうまくやってくれます。

 

オススメのRAIDケース

RAIDケースでオススメなのがラトックシステムのRS-EC32-U3Rです。

 

RS-EC32-U3Rはただのケースなので中身のハードディスクは自分で準備しなくてはいけません。

 

ハードディスクはウェスタンデジタル

ウェスタンデジタルはハードディスクのメーカーです。多種多様のハードディスクがありますが用途別にわかりやく色分けがされています。

  • ブルー:スタンダード、一般向け
  • ブラック:高速ハイパフォーマンス
  • レッド:耐久性に優れるサーバー向け
  • パープル:監視カメラ向け
  • ゴールド:事業向け

写真のデータのバックアップに使う分ではブルーで必要十分の性能です。価格もラインナップの中では安いのでブルー選択で間違いありません。

ちなみに僕はこのブルーの3テラバイトを2基使用してRAID1で運用しております。

3テラバイトだと写真1枚が10メガバイトとしたら約30万枚入ります。僕は年間で1万枚程度しか撮影しないので30年でやっと一杯になる容量。

まぁその前に確実に壊れる方が先だと思いますが・・・。

動画も保存するならハードディスクの容量は大きいものに越したことはないです。

  

こちらがRAIDケースRS-EC32-U3Rです。

幅8.1cm、奥行き17.7cm、高さ12.3cmなのでそこまで大きものではないです。

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前面のカバーを外してハードディスクを装填します。

向きに注意してただ押すだけ。超簡単。

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 USB3.0なので高速でデータのやり取りができます。

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RAID1ではハードディスクを2台を1台として認識して使用することになるます。

僕の場合は3テラバイトを2基使っていますが足して6テラバイトではなく、2基のハードディスクそれぞれに同じデータを書き込んでバックアップを取るので容量は3テラバイトのままです。

逆にRAID0というのもありますがこのRAID0はバックアップではありません。

RAID0は2基のハードディスクを1台として使うことに関してはRAID1と同じですが、データをそれぞれのハードディスクに分散して保存するので容量は2つ合わせた合計容量となり読み込み書き込みも2基同時に行うので2倍のスピードになります。

ですが、どちらかのハードディスクが壊れた時点で全てのデータが失われてしまいます。

故障によってデータを失う可能性も2倍になるのが弱点です。

  • RAID1:バックアップになる
  • RAID0:バックアップではない

 

まとめ

大切な写真データの保存方法を紹介しました。

写真を撮るという行為の中で一番大切なのは写真そのもののデータです。

撮影から帰ってきたらまずパソコンに取り込むこと。そしてパソコンで管理するハードディスクも2重バックアップを行って、いつやってくるか分からないハードディスクの故障に備えておくこと。

このバックアップは2重3重と対策をしておくことが大切です。

大三元顔負けの超速オートフォーカス、AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRのレビュー

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みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

ニコンのエントリー機種D5600またはD3400にキットレンズとしてセット販売されているAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR

 

D5600ダブルズームキット購入して僕のレンズライナップに仲間入りしているのですが、まぁ軽くてよく写るレンズです。

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安価なキットレンズにしてはD5600の2,400万画素ローパスフィルターレスの解像度にもしっかりと答えてくれますし、何よりステッピングモーターのオートフォーカスが超速い。

僕のようなスナップシューターのようにパパっとササっと撮影スタイルでは狙ったところにビシッとピットを合わせてくれます。

オートフォーカスのスピードは大三元レンズの一角、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと同等。

 

今回はAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRのレンズ外観を中心に画像を交えて書いてみようと思います。

速い!安い!軽い!

牛丼や吉野家のようなキャッチコピーですが、このAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの特徴は爆速のオートフォーカス、レンズ価格の安さ、コンパクトで軽量というところ。

  • 爆速オートフォーカス
  • 価格の安さ
  • コンパクトで軽量

 

爆速のオートフォーカス

これに関しては実際に体感してしてもらった方が一番わかりやすいんですが、高級レンズで採用されているリング型モーターと同じ速さです。

僕が持っているレンズの中でリング型モーターを採用しているオートフォーカスレンズ。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRとほとんど遜色がないぐらいのオートフォーカスの速さです。

 

この爆速オートフォーカスを可能にしているのがAF-Pレンズ「ステッピングモーター」です。

このステッピングモーターは速さだけではなく、駆動音が非常に静かなのも特徴で動画撮影時にもレンズの駆動音が気になることはありません。無音の室内でレンズに耳を当ててやっと駆動音が聞こえる程度です。

 

ニコンでは最近少しずつ一眼レフ用のレンズにステッピングモーターが採用され始めました。

レンズ型番の最初の「AF-P」と表記があるものがステッピングモーター搭載のレンズになります。

 

 AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの他に上記の望遠レンズ2本にステッピングモーターが採用されております。

 

お手頃な価格

エントリーユーザー向けに販売されているD5600とD3400のキットレンズなので価格も非常にお手頃となっています。

僕がよく利用しているマップカメラさん。こちらの中古販売価格では1万ちょっとの価格で購入することができます。非常に安い。

www.mapcamera.com

 

コンパクトで軽量

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前後キャップ込みで218グラムです。

 

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沈胴式なので使用時はこんな感じでレンズが伸びます。これ見て「結構伸びるな」とボソッと言葉が出た人は少なからずいるはず。

コンパクトなのはレンズを使用していない沈胴(収納)している時なので、撮影時にはニョキっとレンズが伸びます。

しかも広角端18mmから望遠端55mmまで満遍なくレンズが伸びた状態になります。

ちなみに18mm55mmでレンズの全長が1番長くなり中間の35mmが1番短くなります。

 

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D5600(バッテリー込み)で686グラムと非常に軽量。一日中首からぶら下げていても苦になりません。

 

f:id:hechima_papa:20180412131320j:plain対するこちらはFXフォーマット(フルサイズ)でほぼ同じ画角が撮影できる組み合わせ。D750と24-70のセットは2kgに迫る勢い。約3倍!

 

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こうして並べると長さが全然違います。

 

このレンズの気になる部分

やはり安いなりのキットレンスなので仕方がないことですが部分的にはコストダウンがみられます。

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コストダウンと軽量を重視した結果、AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRはプラスチックマウントです。

そこまでヤワいものでもないんですが、金属マウントに比べるとレンズ交換でのマウントの磨耗が気になるかもしれません。

 

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レンズの自体にオートフォーカス切り替えスイッチや手振れ補正のスイッチがありません。あるのは沈胴ロックのボタンのみ。

フォーカスの切り替えや手振れ補正のON/OFFはすべてカメラ側で設定することになるので素早く切り替えるといったことができません。

これに関してはあんまり気にならない部分かもしれませんね。

手振れ補正も基本的な撮影(三脚以外)では常時ONにしておいたほうがいいし、オートフォーカス切り替えも親指AFであれば必要無し。

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キットレンズの定番化としてるレンズ裏ブタもコストダウン品・・・。

 

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金色の文字部分のエンボス加工ではなく真っ平らなプリント。

やはりコストを抑えるために、無駄をバッサリ切りおろした印象です。正直な所、チープな作りなので所有感が満たされる的なのはまったく無いですね・・・。

 

気になるレンズの描写 

作りは安いですがD5600の解像度にしっかりと応えてくれるレンズ性能です。 

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f:id:hechima_papa:20180412153735j:plain描写に関しては僕はプロの目を持っていませんが、ファミリー向け子どものスナップ撮影では文句なしの描写。

解像度もあります。

 

公園でのレンズレビューの記事も書きました。

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細い部分で気になるのは広角での周辺にフリンジが盛大に出てしまいます。

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18mmでF5.6と開放ではないものの周辺にフリンジが出てしまいます。

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは値段なりのキットレンズなので、この辺は目をつぶってあげましょう。作品を撮るのではないので僕は気にしません。

 

▼もう一つのダブルズームキットのレビューはこちら

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まとめ

今回のレンズのち1番の目玉はオートフォーカスの速度ですね。今までの同クラスのレンズではオートフォーカスの速度なんて褒めたものでななかったです。

ステッピングモーター採用で弱点を見事に克服しております。

一つ残念なのがレンズフードが付属されていないこと。レンズフードはとても大切な必需品なので絶対に付属する必要があると思うのですが、ニコンさんはあまりレンズフードを重要視していないのですかね?

 

レンズフードに関する記事もあります。

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 AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRのレンズ径は55mmです。

 

D5600との組み合わせで最強の子どもスナップシューターの出来上がりです。ますます撮影機会が増えそうでワクワクしております〜

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写真の明るさを決める3つの要素。絞り値・シャッタースピード・ISO感度を理解しよう。

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みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

今回は写真の明るさを露出を決める3つの要素

  1. 絞り値
  2. シャタースピード
  3. ISO感度

この3つについて解説していきます。

 

コンパクトデジカメやiphoneなどは、カメラが適切な明るさを判断してフルオートで撮影してくれるますが、本格的な一眼レフでは露出の設定は撮影者自身で決めることができます。

「背景をボカして印象的な写真を撮りたい」

「公園で走り回る子どもを撮影したい」

一眼レフでもカメラ任せのフルオートでもキレイな写真を撮影することができますが、せっかくなの一眼レフカメラ。露出について勉強しておいた方が写真上達になります!

 

写真の明るさを決める露出とは

明るくなりすぎて白飛びした写真。逆光で暗くなりすぎた写真。

写真の適切な明るさ「適正露出」は基本的にカメラが教えてくれます。

カメラはレンズから取り込んだ光の量から計算して適切な明るさである適正露出を導き出してくれます。

撮影者はそのカメラが導き出した適正露出をベースに絞り値やシャッタースピード、ISO感度を設定します。

  1. 絞り値
  2. シャッタースピード
  3. ISO感度

たとえは下の図のように適正露出を100%とすると絞り値、シャッタースピード、ISO感度を合計して適正露出が100%になるように明るさを導き出します。

3つの要素はこのような関係になります。

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これ以上光の量が多くなり適正露出を超えると露出オーバーとなり写真が明るくなりすぎてしまい、逆に適正露出を下回ると露出アンダーで写真が暗くなります。

 

絞り値

絞り値とは光が通るレンズの道の広さです。

「F5.6」のような表記をし、F値が小さければ小さいほど絞りが開くので光の通る道が広くなり明るくなります。

逆にF値が大きければ大きいほど絞られているので、光の量が少なくなり暗くなります。

また、絞りは被写界深度に関係しているので背景をぼかした写真を撮る時は絞りを開けて撮影します。

 

 

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ピントが合っている部分以外をフワッとボカしたかったので絞りを開放にしました。

絞りが開放ということなのでレンズから入る光の量が多くなります。適正露出にするにはシャッターズピードを速くしISO感度を低く設定します。

 

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次は手前の街灯と背景のシンデレラ城の両方をピントを合わせるために絞りを絞った状態にしました。

絞りを絞ることでレンズから取り込む光の通り道が狭くなるので量が減ります。減った分はシャッタースピードを遅くするかISO感度を上げて適正露出にします。

この日は晴天でフレームの大半が青空なのでシャタースピードを速くしても十分な露出を得ることができました。

 

シャッタースピード

シャッタースピードはイメージセンサーが露光する時間のことです。

わかりやすく言うと光を取り込む時間です。

例えばスポートなど動きがある被写体はピタッと動きを止めたいのでシャッタースピードを速くします。

「1/1000」のような表示になります。これは1000分の1秒だけシャッターを開いてイメージセンサーを露光するという意味です。

 

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歩きながらでローアングル。

シャッタースピードが速くしピントの合う面を広くするために絞っているのでISO感度で露出を稼ぎます。

晴天の屋外でもISO感度を200に設定しておくと速いシャッタースピードが着ることができます。

 

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残像を指すためにスローシャッターを切りました。

シャッタースピードが遅いのでたくさん光を取り込んでいるので、絞ってISO感度を低くし写真が明るくありすぎ露出オーバーにならないようにします。

 

ISO感度

ISO感度はイメージセンサーが光を取り込む感度のことです。感度が高ければ高いほど光に敏感になり明るい写真を撮ることができます。

ISO感度には副作用があり、感度を上げすぎると写真にノイズが乗ってしまいます。

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特に暗いシーンではISO感度を高くすることで適正露出にしますが高感度になればなるほど写真にノイズが乗りやすくなってしまします。

ISO感度を高く設定することで露出を稼ぎシャッタースピードを速くすることができるので、ブレた写真にならないようにします。

 

まとめ

  1. 絞り値:光の通り道の広さ
  2. シャッタースピード:光を取り込む時間
  3. ISO感度:光の感度

上記の3要素の合計で写真の明るさ「適正露出」が決まります。

 

ブレた写真はもうおさらば! 子どものスナップ撮影の失敗を確実に減らせるたった2つの方法

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全国のパパカメラマンの皆様こんにちは。

休日はひたすら我が子の写真を撮りまくっている

 へちまパパ(@hechima_papa)です。

 

我が子の何気ない生活風景を撮影する子どもスナップ。

そもそもスナップ撮影ってなんぞやですが、スナップ撮影とは下準備なしに日常で出会った光景をササっと撮影することを指し、又の名を「スナップショット」と言います。

スタジオアリスとかでちゃんと衣装着てしっかり組まれた照明の当たる場所での撮影とは対照的に、スナップ撮影は日常の生活風景の一部を切り取るという撮影です。

キレイに撮れた! と思っていた子どもの笑顔を家に帰ってパソコンディズプレイでよーく見てみると「うわ、ブレてんじゃん・・・」なんてことも。

動き回る元気な子どもの日常を切り取るには、被写体のブレを抑えることが超重要です。 

ブレた写真は失敗以外何者でもありません。

逆の言い方をしますと、写真はブレてなければOKなんです。しっかり子どもの笑顔が撮れていれば成功。

このブレた写真を防ぐ2つの方法は

  1. シャッタースピードを速めに設定
  2. ISO感度を上げる

この2つを守ればブレた失敗写真を劇的に減らすことができます。

 

 

 

子どもスナップ撮影の失敗しない秘訣はブレないこと

失敗写真の大半はブレによるものなんですよね。

もうこれが全てです。

子どもの写真はブレないことが重要。

 

写真がぶれる原因は大きく二つあります。

  • 手ブレ:カメラが動くことで起きる
  • 被写体ブレ:撮影対象が動くことで起きる

 

1つ目の“手ブレ”カメラ自体が揺れたり動いたりすることで起きるブレ

2つ目の“被写体ブレ”撮影対象が大きく動くことで起きるブレです。

 

この2つブレはシャッタースピードを速めに設定しておくことで防ぐことができます。

逆光とか暗い写真は後で補正できるのでなんとでもなりますが、ブレた写真は後でどうにもこうにもできません。

撮影の時は確実にブレないようにしましょう。

 

1:シャッタースピードの設定を速めにする

一眼レフカメラでは自由自在に露出(出来上がる写真の明るさ)の設定をすることができます。

  • 絞り値:光を取り込む量
  • シャッターズピード:光を取り込む時間
  • ISO感度:光を取り込む感度

この3つの要素を設定することで写真の明るさ「露出」を決めます。

写真のブレに大きく関係するのがシャッタースピードです。

 

シャッタースピードというのは“イメージセンサーが露光する時間”のことで、露光時間が長ければ長いほどブレが出ます。

予測不能に動き回る子どもをぶれることなく、バシッと動きを止めて写真を撮るためにはシャッタースピードを速めに設定しておくことが一番効果的。

シャッタースピードは最低でも1/400は欲しいところです。

これくらいシャッタースピードが速ければ歩きながら子どもの写真をぶれることなく撮影ることができます。

 

2:ISO感度を上げることに躊躇してはいけない

一眼レフカメラは初めた頃はとにかく「ノイズの無い写真がキレイな写真」という変なこだわりがあったので、僕が初心者の頃はできる限り低ISO感度で撮っていました。

低ISO感度 ノイズが少ない キレイ!

確かにノイズの少ない写真は綺麗ですが、子どもスナップ撮影の重要なのはブレない写真を撮ること。

ノイズが出ることを嫌ってしまった挙句、ISO感度を低くしてしまうことでシャッタースピードが遅くなる。

よってブレた写真を量産することになります。

ISO感度が低いと「光を取り込む感度が低い」ということになってしまうので露出を決める3要素のうち、絞り値シャッタースピードで露出(明るさ)を稼がないといけなくなってしまいます。

なので必然的に遅いシャッタースピードになってしまいます。

シャッタースピードを稼ぐためにISO感度は高めに設定しましょう。

ここでの綺麗な写真というのは「子どもの笑顔がしっかり写っている写真」です。

目安のISO感度

  • 晴天屋外:ISO200
  • 曇天屋外:ISO400
  • 室内:ISO1600 - 3200

ポイントは雲ひとつない晴天でもISO100は使わないこと。

ISO100とISO200のノイズの乗り具合なんて絶対見分けはつかないと思います。

だったら、2倍シャッタースピードが稼げるISO200を使ったほうがいいってことです。

 

実際に子どもスナップ撮影の設定をしてみよう

それでは実際にニコンD5600で子どもスナップ撮影の設定をしてみましょう。

オートフォーカスはAF-C

動き回る子どもを撮影するときはオートフォーカスモードをAF-C(コンティニュアンスAFサーボ)に設定します。

AF-Cは常に被写体を追いかけるオートフォーカスのモードなので主にスポーツ撮影などで有効なモードです。

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露出モードは絞り優先モード

子どもスナップ撮影では絞り優先モード「A」を使います。

これまでシャッタースピードを速くすることが重要と散々書いているからシャッタースピード優先にすると思いがちですが、僕はシャッタースピード優先はオススメしません。

シャッタースピードを固定してしまうとカメラが自動で決めるのは絞り値です。

絞り値はレンズの焦点距離によって範囲が限られてしまいます。

 

例えばニコンD5600キットレンズのAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの望遠側は開放絞り値F5.6なので露出の範囲が狭くなってしまい、露出アンダー(暗すぎる)になってしうことがあります。

 

焦点距離が変わっても開放の絞り値が一切変わることがないF値通しレンズと呼ばれる高級レンズ ならまだしも、安価なキットレンズや高倍率ズームレンズなどは望遠側に行くにつれて開放絞り値が暗くなってしまいます。

開放絞り値が変わってしまうレンズでシャッタースピード優先を使うと露出をコントロールするのが大変難しいと僕は思います。

 

今回の場合は遅いシャッタースピードを避けたいだけなので、シャッタースピードが速い分は特に問題ではありません。というか速いに越したことがないんです。

なのでシャッタースピードを固定する必要がないんですよね。

 

なので僕はジャンルを問わず絶対にオススメするのが絞り優先モード「A」です。

 

使用するレンズをAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRを想定しているので絞り値をF5.6に固定しておき、18mmの広角端から55mmの望遠端までF5.6通しで撮影をします。

 

露出モードについてはこちらの記事をお読みください。

www.hechima-papa.com

 

露出モードを絞り優先オートにしたのでシャッタースピードはカメラが自動で決めることになります。

 

ファンクションボタンにISO感度設定を仕込む

カメラが自動的に決めるシャッタースピードが遅くならないように現場の明るさを見ながらISO感度を設定してあげる必要があります。

 

スムーズにISO感度設定にアクセスできるようにD5600ではカメラ左側面にあるFnボタンにISO感度設定を仕込んでおきます。

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ファインダーに表示されるシャッタースピードが遅くならないように確認しながらISO感度を設定します。

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シャッタースピードが遅くならないように気をつけてシャッターを切りましょう。

先ほども書きましたが歩きながらな撮影は1/400は欲しいところです。

 

まとめ

子どものスナップ撮影成功の秘訣はとにかくブレない写真を撮ること。

  1. シャッタースピードを速くする
  2. 高ISO感度を躊躇しない

この2点さえ押さえれば高確率でブレた写真を防ぐことができます。

 

最近のカメラやレンズには撮影者によるブレを抑えてくれる技術も大変進歩しております。

ニコンが販売しているズームレンズには手ブレを抑えてくれるVR(Vibration Reduction)という手ぶれ補正機構があるので、手ブレによってレンズ自体が揺れるのをある程度抑えてくれます。

ニッコールレンズテクノロジー | レンズ | ニコンイメージング

 

僕が持っているレンズでAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRがありますが、こいつの手振れ補正VRはバケモノ級です。

三脚が使えない場面でもしっかりと手ブレを抑えてくれます。

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カメラ関係の荷物は極力軽くしたいですよね。

出先でのクリーニングキットはレンズペンが超オススメ!

 

【図解】東京ディズニーシーのタワー・オブ・テラーのエレベーターは2階建構造なのか!?

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

以前のエントリーで僕の大好きな東京ディズニーシーの人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」についてのマニアックな記事を書きました。

www.hechima-papa.com

僕個人の主観が入りまくった内容ですが、中々反響がありましておかげさまで1日あたり1,000人近くの方にお読みいただております。ありがとうございます。

 

というのも、この記事を書く際にアトラクション「タワー・オブ・テラー」の内部構造を説明するために作成したこの動画。


TDSタワー・オブ・テラー 3つのエレベーター稼働の仕組み|Tokyo DisneySea Tower of Terror

どうやらこの動画の再生数がグングン伸びており、2018年4月頭で10万回再生もされておりました。この動画の紹介に貼り付けた記事のURLから当ブログに来ているようです。

片手間で作った動画が投稿1ヶ月で10万回再生もされているので少々驚いております。こんな動画に需要があるとは・・・。

 

この動画は僕の想像を形にしたもの

僕はディズニーリゾートのアトラクションの内部構造とか「あれってどうなってるんだろう?」「シーの山の中身が気になる」とか「シンデレラ城の高さ」などなど、普通の人は関心がなさそうなマニアックなところを想像するのが超好きなんですよね。

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タワー・オブ・テラーはオープン当初の2016年から今に至るまで通算100回は余裕で超えるくらいの回数を乗車しており、アトラクションマニアの僕はタワー・オブ・テラーの仕組みを頭の中で妄想炸裂で今回のタワー・オブ・テラーの内部構造を説明した動画を作成しました。

 

タワー・オブ・テラーの内部構造の説はたくさんある

僕と同じようにタワー・オブ・テラーの仕組みが気になる方がたくさんいるようで、コメント欄にはいろんな意見をいただきました。

YouTubeのコメント欄には動画の内容に対し「そうそう、仕組みはこの動画の通りだ」など、僕の説に賛同してくれる方がいました。

中には反対の説を唱える方もいまして、反対意見もなかなか面白く僕が想像もしなかった説があったので、少しばかり書いてみようと思います。

 

エレベーター2階建構造説

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面白いと思ったのが乗り物であるレベーター自体が2階建構造になっているという意見です。

 

なぜ2階建の話が出てくるのかというと、タワー・オブ・テラーには乗り物であるエレベーターが3つあり、向かって左からツアーA、ツアーB、ツアーCとなります。

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そして、エレベーターの乗車口は各ツアーごとに乗り口が1階と2階の二手に分かれています。

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乗り口が1階と2階の分かれて乗車をするのでエレベーター自体が2階建構造になってるのではないという説が出てきました。

 

ですが僕はこのエレベーター2階建構造説。

 

申し訳ございませんがこの説に

真っ向から反対させていただきます。

 

エレベーター(乗り物)は6つある

僕の説はYouTube動画にあるようにエレベーターはA、B、Cの3つのツアーに1階と2階で計6つあると唱えます。


TDSタワー・オブ・テラー 3つのエレベーター稼働の仕組み|Tokyo DisneySea Tower of Terror

実際にエレベーターを上昇下降させるシャフト(動力部)は各ツアーに1つずつで計3つ。

ゲストの回転率を上げるために1階のエレベーターがシャフトに装填されアトラクションの本編が始まっている間は2階のエレベーターでは乗車&ゲストのシートベルトの確認を行い時間の短縮を図っています。。

実はこの乗車と下車は結構時間がかかりアトラクションの本編よりも長い時間を要しています。

 

外の見え方が違うはず

エレベーターが2階建構造だと上と下で乗り物からの外の見え方が違うはずなんです。

アトラクションがクライマックスに差し掛かるとエレベーターが最後部にまで上昇しこのように一瞬だけ外が見えるシーンがあります。

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ゲストの悲痛と絶叫と昇天した顔が撮られる瞬間です。

窓の枠の形に注目してみるとアーチ状になっているのがわかりますね。

 

僕ぐらいのマニアになってくるとこの画像を見ただけでどのツアーのエレベーターなのかすぐ分かります(笑)

 

タワー・オブ・テラーの外観を見てみると。

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もしこれがエレベーター2階建構造だと2階では窓の形がアーチに見えるが、1階ではアーチの窓枠が見えないはずなんです。

僕は何度もこのタワー・オブ・テラーに乗車しているのでわかりますが、1階から乗車しても最高部ではしっかりとアーチ状の窓枠を見ています。

YouTubeで数々の乗車動画を見ましたが、全てアーチ状の窓枠が映っています。

 

もし仮にエレベーターが2階建で1階部分がアーチ状の窓枠のところまで上昇しているとなると、2階部分は窓のないところまで上がっちゃってることになってしまいますよね。おかしなことになってしまいます。

 

コストがかかる

エレベーターが2階建になっていると上と下でアトラクションの本編が同時に進行することになります。

アトラクション本編の前半部分ではハイタワー三世の書斎でのシーン、この世の自分に別れを告げるシーンや、最高部での写真撮影などの演出があります。

エレベーターが2階建となると上と下と各2ずつ大掛かりな仕掛けが必要になってしまいます。

建物のスペースも限られているので少し無理があるのではと僕は思います。

しかも、エレベーターに乗車するゲストの人数も2倍となるので、エレベーターの急上昇急降下させる動力も倍必要になります。

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もう一度、この画像を見てみると1階と2階の距離が意外と離れています。

2階建構造だと、結構高さのある大きなエレベーターなってしまいますよね。

こんな大きなエレベーターを急上昇急降下させるには非常にパワーのいる動力が必要になるはず。

 

以上が僕のエレベーター2階建構造説の反対意見です。

あくまで僕の個人的な妄想の範疇の見解なので、これが正解ではありませんのでご了承を。

 

Level13 シャドウ・オブ・シリキとの比較

www.youtube.com

通常バージョンとLevel13 シャドウ・オブ・シリキ期間限定バージョンとの比較動画も作ってみました。完全に想像上の動画です。

アトラクションの縦に割って断面図にした比較動画です。

こうやってみても、エレベーター2階構造には建物のスペースはエレベーターの大きさ的には無理があると思います。

 

まとめ

ディズニーリゾートのアトラクションって乗る度に僕たちに驚きと感動を与えてくれます。

その大きな感動を生むために僕らの想像をはるかに超える素晴らしい技術を使っているんですよね。

今回のタワー・オブ・テラーの構造説は設計した人にしか答えは知らないので、どの説が正解かはわかりません。

ひょっとしたら2階建構造が正解かもしれませんし(笑)

 

でも分かってしまうのも面白くないんですよね。

こんな動画や記事のように妄想を膨らませてアトラクションに乗る度に新しい発見ができるので、正解はわからないままの方がいいと思います。

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ホテルの主、ハイタワー三世は答えを知っているはず・・・。

 

 

最後に動画を見ていただいた皆さんに感謝します!

 

「この動画は違うぞ!」などなど他の説や意見がありましたらYouTubeコメント欄に記入してください。お待ちしております〜

 

 

ビッグサンダー・マウンテンの100%楽しむ方法の記事はこちら 

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シューティングギャラリーでかっこよくバッジを獲る方法の伝授!

www.hechima-papa.com

 

写真多数! ハピネス・イズ・ヒアの思い出をもう一度

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ディズニーカメラが好きな方はこちらの記事がオススメ!

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ありがとうハピネス・イズ・ヒア。4月9日フィナーレを迎え4月15日からは新パレード「ドリーミング・アップ!」がスタート

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

東京ディズニーランドのレギュラーパレード(デイパレード)「ハピネス・イズ・ヒア」は2018年4月9日でフィナーレを迎えました。

www.youtube.com 東京ディズニーリゾート公式

 

東京ディズニーリゾートは2018年4月15日から、35周年イベント“Happiest Celebration!”が開催され、レギュラーパレードもハピネス・イズ・ヒアからドリーミング・アップ!に新しく更新されます。

www.tokyodisneyresort.jp

ディズニーランドのパレードは5年ごとに更新される

東京ディズニーリゾートのレギュラーパレードは〇〇周年アニバーサリーイベントが行われる5年おきに更新されます。ハピネス・イズ・ヒアも30周年イベントに際して2013年4月15日から行われました。

レギュラーパレード一覧

  1. 東京ディズニーランド・パレード(1983年4月15日〜1988年4月初旬)
  2. ディズニー・クラシック・オン・パレード(5周年、1988年4月15日〜1991年4月初旬)
  3. ディズニー・パーティグラ・パレード(1991年4月15日〜1993年4月8日)
  4. ディズニー・ファンタジー・オン・パレード(10周年、1993年4月12日〜1998年4月初旬)
  5. ディズニー・カーニバル(15周年、1998年4月15日〜1999年11月4日)
  6. ディズニー・ミレニアム・カーニバル(1999年12月26日〜2000年4月8日)
  7. ディズニー・オン・パレード/100イヤーズ・オブ・マジック(2000年4月12日〜2003年1月21日)
  8. ディズニー・ドリームス・オン・パレード(20周年、2003年1月25日〜2008年4月8日)
  9. ジュビレーション!(25周年、2008年4月15日〜2013年4月5日)
  10. ハピネス・イズ・ヒア(30周年、2013年4月15日〜2018年4月9日)
  11. ドリーミング・アップ!(35周年、2018年4月15日〜)

赤文字のパレードが5年おきに開催されているアニバーサリーイベントのパレードでございます。

 

生まれ変わるディズニーランド

僕は過去にディズニーリゾートの年間パスを持っていたことがあり

www.hechima-papa.com

年パスを所持していた頃は35周年のビッグイベントに向けディズニーランドの転換期であったため、パレードやアトラクション終了が相次いだ時期でした。

特に思入れのあるものだけ写真で紹介します。

 

ミー・オー!ミニー(2018年3月19日終了)

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グランドサーキット・レースウェイ(2017年1月11日終了)

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スタージェット(2017年10月10日終了)

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トーンタウンのゲート(2017年5月撤去)

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イッツ・ア・スモールワールド(2018年4月15日リニューアルオープン)

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外観のカラーリングが一新されます。

 

ワンス・アポンア・タイム(2017年11月6日終了)

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写真でふりかえる“ハピネス・イズ・ヒア”

それでは最後に僕の大好きだったパレード「ハピネス・イズ・ヒア」を写真でふりかえってみましょう。

年パス持ってた時は毎週のようにランドに通ってハピネス・イズ・ヒアの写真を撮っておりました。

今回は思い出補正ということで写真の色を濃い目にふわっとさせております。

 

Smile! Happiness is here!

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このハピネス・イズ・ヒアというパレードはディズニーリゾート30周年テーマ曲「ハピネス・イズ・ヒア」の音楽をパレード開始がら最後までずーっとループ再生させながら、各フロートの作品の音楽と不協和音無く上手にミックスさているんですよね。

テーマはメリーゴーランドなのでクルクル回って繰り返すという意味合いもあるかもしれません。

 

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ミッキー「ハピネスはここにあるよ!」

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最後に ・・・。

ハピネス・イズ・ヒアは2018年4月9日にフィナーレを迎えまた一つの時代が終わろうとしています。

そして東京ディズニーリゾートは2018年4月15日から35周年アニバーサリーイベント“Happiest Celebration!”が始まります。

レギュラーパレードも新たに「ドリーミング・アップ!」がスタートします。

www.tokyodisneyresort.jp

 

ウォルト・ディズニーの名言

決してディズニーランドは完成することはありません。

世界に想像力がある限り、永遠に成長し続けます。

 

ひとつの素晴らしいものが 終わってしまうけど、ディズニーランドは常に成長を続けいているということです。

大好きなハピネス・イズ・ヒアは終わってしまうけど、また新たな“ハピエスト”がゲストを迎え入れてくれえるのではないでしょうか。

 

ニコンD5600ダブルズームキットレビュー。超軽量で広角から望遠までカバーできちゃうレジャーに最適な一眼レフ

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

かねてから小さな一眼レフが欲しくて、新しく導入したニコンD5600ダブルズームキット。

www.hechima-papa.com

さっそくD5600を持ち出して写真を撮ってきましたよー!

ということで今回はD5600ダブルレンズキットのファーストインプレンションを書いていきたいと思います。

 

撮影場所は川口グリーンセンター

撮影場所は埼玉県川口市が運営する超でっかい公園「川口グリーンセンター」です。

 

アクセス

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東京メトロ南北線直通、埼玉高速鉄道線「新井宿駅」より徒歩約10分。

駅からグリーンセンターまでの道にはサイゼリアディスカウントストアジャパンもあります。

新井宿駅からだと手前にある川口市立医療センターを越えて裏にある東口が入り口になります。ちなみに正門は反対側あります。

正門側に駐車場や駐輪場がありどちらも無料で止めることができます。

入園料

  • 一般:310円
  • 高校生:100円
  • 子ども:100円(4歳以上から)

発行から1年間有効の年間パスポートもあります。

  • 年間パスポート:一律1,050円

 

機材紹介

今回撮影に使用したカメラとレンズを紹介。

ニコンD5600

今回の主役でございます。

 

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR

セットで同封の標準ズームレンズ。ステッピングモーター搭載ということで爆速オートフォーカスに期待をしております。

Nikon 標準ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用

Nikon 標準ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用

 

 

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

同じくセットの望遠レンズです。フルサイズ換算450mmまでカバーできるにもかかわらず超軽い、しばらく望遠には困らなさそうですね。

Nikon 望遠ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR ニコンDXフォーマット専用

Nikon 望遠ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR ニコンDXフォーマット専用

 

 

ではグリーンセンターへ入園!

今回はほぼJEPG撮って出し(明るさだけ調整)でピクチャーコントロールをスタンダードに設定して撮影を行いました。

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/200, F5.6, ISO 200

正門にある発券所をパシャり。

広角18mmで撮りましたが結構樽型の湾曲が目立ちますね。ちなみにカメラ側では湾曲補正はしておりません。

 

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/40, F5.6, ISO 200

カメラが軽くてレンズが短いのでこんな感じで手に持ったものが簡単に撮れるのがイイ!

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VRの最短撮影距離がズーム全域で0.25mなんでちょっとした接写もこなせるのが便利ですね。

 

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/2000, F5.6, ISO 200

グリーンセンターのマップです。やっぱり湾曲が激しい・・・。

川口市に引っ越して6年経ち何度もグリーンセンターに足を運んでますがまだまだ全部回りきれてないですね。本当に広い公園です。

 

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/1000, F5.6, ISO 200

入ってすぐの桜の木を撮ってみました。D5600は約2,400万画素のローパスフィルターレスなので、同じ2,400万画素のフルサイズD750ローパスフィルター有りと比べてみても解像度ではD750を上回っていると思います。

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VRは安価なキットレンズですがD5600の解像度の要求も十分に答えていますね。

 

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/250, F11, ISO 100

芝生が広い! 天気が良すぎて芝生が眩しいから目が疲れます。

 

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/250, F8.0, ISO200

望遠端で最短距離での撮影です。F8と絞っていますがなかなかいい感じでボケています。

晴天の屋外ではISO200で固定することが僕の撮影設定です。しっかりカメラを構えて一枚一枚ゆっくり撮るのではなく、歩きながらバンバン撮っていくスナップ撮影なのでISO200にしておくとシャッタースピードを稼ぐことができるので、この設定を好んでやってます。基本的にISO100はやらないですね。

 

ステップングモーターのオートフォーカスも本当に速くて、感覚的には大三元ズームレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと同等。

音もほぼ無音なので、ピントの動きが分かりづらい広角の時なんかは「本当にオートフォーカス動いているの?」と心配になるぐらい静かです。

 

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/1600, F5.6, ISO 200

 

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AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VR, 1/500, F5.6, ISO200

D5600AF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VRの組み合わせは本当に軽くて首からかけていても全然疲れることはありません。オートフォーカスもビシバシ超速で合わせてくれるので簡単に撮影ができます。

ちなみに上の写真は3歳の娘が撮りました。

 

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AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR, 1/1000, F8.0, ISO 200

こちらは望遠レンズAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRですが、これだけ写ってくれれば十分じゃないですか?

望遠端300mmですが眠く感じもなくキレがあって僕的には合格点。

オートフォーカスも速いしVR(手振れ補正)もまったく問題ありません。

 

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AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR, 1/500, F8.0 ISO 200

 

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AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR, 1/640, F8.0, ISO200

 

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AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR, 1/160, F8.0, ISO200

こちらは広角端の70mmです。

 

しまった、望遠レンズ絞り開放での撮影を忘れておりました。次の撮影では開放での描写もテストしようと思います。

 

まとめ

桜シーズンなのに桜の写真が一枚もなくてスミマセン・・・(汗)

今回は葉っぱばっかりの写真になってしまいました。ちなみに今回の広い芝生のエリアは正門がある西側で、桜があるのは東側です。

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グリーンセンターは日よけになるような場所があまりないので今回は折り畳めるサンシェードや敷物を持参して自転車で行きました。荷物が多くてもDXフォーマットカメラ機材が全体的に軽いんで難なくカメラを持っていくことがでいます。これがフルサイズになると持っていく覚悟がいりますからね。レンズ一本妥協したりとか。

 

天気のいい日はサンシェードは必須ですね。持ってきている家族連れがたくさんいました。

 

子どもとのお出かけって思い出を残すためにも写真を撮ることはとても大事なことなんですが、写真に専念するだけではなくて子どもと一緒に遊ぶことも大切です。

ボール遊びもD5600を首からぶら下げながら遊びましたがこれがD750と24-70VRだったら首がちぎれますね(笑)

D5600は家族とのお出かけカメラで今後大活躍してもらいます。

 

軽いカメラ最高!

 

ではまたっ!

ニコンD5600ダブルズームキットを導入したので報告!

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

 

と、最近つぶやいておりまして・・・。

 

 

ドンっ!

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ニコンD5600ダブルズームキットお買い上げ☆

 

D5700とか発表しても知らねーよ! 欲しい時が買い時じゃ。

 

レビューとまではいきませんが、とりあえず購入報告ということで書かせていただきます。

 

小さいカメラが欲しい病が再発

最近また小さいカメラが欲しい病が再発してしまいまして、子どもとのお散歩に最適な一眼レフが欲しいなぁーと物欲がふつふつとしておりました。

 

僕が今使っているニコンD750はフルサイズの割にはボディが小さくて軽いカメラなのですが、立派な一眼レフなので気軽に持ち出すにはちょっと躊躇しちゃいます。

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レンズも24-120F4や24-70VRになると覚悟が必要な重さになってしまいます。単焦点の28mmでは遠いところが狙えない・・・。

 

以前にサブカメラについて書きましたが、

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カメラの2台体にすることで得られるメリットをつらつらと書いた記事です。

  • 故障に対するバックアップ
  • 広角、望遠と二刀流体制
  • 本気撮影とお気軽撮影の使い分け

まあ、こんな感じでメリットを挙げたところで僕の結論はそんなに写真撮らないから何台もカメラいらないよねーってこと書いちゃいました。

 

でもやっぱりFXフォーマット最軽量と言われるD750でもFXフォーマットのレンズつけると、もうそれは立派な重量級のカメラになるんですよね。お気軽どころじゃないんです。

 

軽いは正義

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フルサイズなのにコンデジサイズのカメラ、ソニーRX1を使っていた頃はカメラ自体がコンパクトなんで持ち出して撮影する機会がたくさんありました。

撮影機会がないとどんなに良いカメラとレンズを持っていても写真を撮ることはできないんですよね。

まずはカメラを持ち出さないと。

 

やっぱカメラが軽いって正義なんだな。

 

D3000シリーズもD5000シリーズも初心者向けのエントリー機だからってバカにはできないんですよ。ちゃんと光学ファイダーがある一眼レフカメラなんです。

DXフォーマットだから吐き出す画は上位のD500と遜色ないです。それなのに標準域のキットレンズ込みでも手のひらサイズに収まるコンパクトさ。

最高です。

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70-300mmの望遠ズームレンズ装着でも全然軽いっ!

 

D5600にはサブコマンドダイヤルはありません

ニコンエントリーユーザー向けのD3000シリーズとD5000にはサブコマンドダイヤルはありません。

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D750には電源スイッチ付近にサブコマンドダイヤルがあるのですが、カメラをコンパクトにするためなのかサブコマンドダイヤルが省かれております。

普段は親指のメインコマンドダイヤルでISO感度設定、人差し指のサブコマンドダイヤルに絞り値をいじれるように僕はやっているのですがD5600にはサブコマンドダイヤルが無いので、ちょっと心配しておりました。

D5600は絞り優先オート『A』の時はメインコマンドダイヤルが絞り値。
カメラ側面にあるファンクションボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すとISO感度設定ができるようです。

→ファンクションボタン『Fn』押しながらメインコマンドダイヤルでISO感度設定

 

露出モード『マニュアル』の時はどうするの?

マニュアルでの露出設定でも気になっていた疑問。

D750ではメインコマンドダイヤルでシャッタースピード、サブコマンドダイヤルで絞り値ですがサブコマンドダイヤルが無いD5600はどうやって絞り値を設定するのか疑問でした。

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D5600の露出マニュアルモードはメインコマンドダイヤルでシャッタースピード、露出補正ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと絞り値という感じでした。

確かにマニュアルの時って自分自身で露出を決めるので露出補正も何も無いですからね。

 

もちろん親指AFも設定可能

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『AE-L / AF-L』にオートフォーカスボタンを仕込むことができます。

親指AFってなんぞや? って人はこちらの記事をお読みください。

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まとめ

サクッとD5600の購入報告記事となりましたが、購入翌日に近所の大きな公園でシェイクダウンをやったのでその時のこともまた後日まとめて公開しようと思います。

 

後日、早速お外でデビューさせてきたのでレビュ記事を書きました。 

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▼レンズフードが付属していないので別途購入する必要があるので注意! 

 

 

ピントが難しい一眼レフでの動画撮影はあることで格段に簡単になる

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みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

今回は一眼レフカメラでの動画撮影についてなんですが、実際に一眼レフで動画撮るのって結構難しいんです。僕的に難しいと思う理由は以下の3点。

  1. ピントあわせが超シビア
  2. 動画がなめらかじゃない
  3. 音がキレイに撮れない

実際に一眼レフで動画を撮影したことがある人なら、当てはまるところがあるんじゃないしょうか? 

ということで、一眼レフで動画を撮影するときにちょっとしたコツで上手に撮れる方法を紹介しようと思います。

ピントあわせが超シビア

一眼レフ動画の1番の難題がピントあわせです。

動画撮影をメインとするビデオカメラと比較して、一眼レフでのピント合わせが超難しく、ピントが合う範囲は紙1枚分程度。

この難しいピント合わせは、ピントが合う面を極力多くするためにおもいっきりことと、広角気味で撮ることで簡単になります。

特にニコンの一眼レフカメラは動画撮影時のオートフォーカスはコントラスト方式なので動く被写体に対してまったく使い物にならならず、手動でピントを合わせる羽目になります。

他のメーカーは動画撮影時のオートフォーカスにも力入れてるのでニコンも頑張ってほしいとろなんですがね。

ソニーのミラーレスは動画撮影時のオートフォーカスが超優秀です。ウラヤマシイ・・・。

 

一眼レフはイメージセンサーが大きすぎる

ピントあわせが難しい理由に、そもそも一眼レフカメラは静止画を撮影に適したカメラなので動画撮影にしてはイメージセンサーが大きすぎるんです。

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パナソニックから出ている4K動画撮影ができるハンディカムのイメージセンサーサイズは1/2.3型。フルサイズのイメージセンサーと比較するとこんなに違います。

同じ画角で撮影しても被写界深度がまったく変わってきます。

 

被写界深度とはピント(焦点)が合っているように見える距離の範囲です。被写界深度が浅いとピントが合う範囲が狭くボケやすい。被写界深度が深いとピントが合う範囲が広くボケづらくなります。

被写界深度が深い方がマニュアルでのピントあわせが楽になるということです

  • 被写界深度深い・絞る・広角→ピントがあわせやすい
  • 被写界深度浅い・開放・望遠→ピントがあわせづらい

一眼レフカメラでの動画撮影は画角は広角気味でF値を絞るのがコツ!

 

もう少し詳しく説明すると・・・

小さなイメージセンサーでも広い画(広角)が撮れるようにハンディカムのレンズは超広角レンズが付いているんですね。

ということは、ハンディカムのスペックに記載されている焦点距離の数字はフルサイズ換算された数字なので実際にはもっと広角寄りの数字なんです。

1/2.3型サイズだと、フルサイズで28mmと同等の画角を撮るには約5mmの焦点距離になります。

  • フルサイズ:28mm
  • 1/2.3型サイズ:5mm

この2つはほぼ同じ画角。

前述で被写界深度は望遠になるほど焦点が合う範囲が狭くなるので、イメージセンサーが大きい一眼レフはハンディカムとくらべてピントが合わせが難しいということになります。

 

動画がなめらかにならない

これはどういう事かというと、子どもが走り回ってるような大きな動きのある動画で出てきます。

静止画(写真)は基本的に被写体ブレを防ぐためにシャッタスピードを速くしますよね、逆にビデオカメラはわざと残像を出して1枚1枚の画がなめらかにつながるようにするため、シャッタースピードが遅めに設定されています。

静止画を撮る設定のまま動画を撮るとシャッタースピードが速すぎてしまうと、残像の無い画のつながりになるので、パタパタカタカタと不自然な動画になってしまいす。

動画撮影の適したシャッタースピードは1/30〜1/60あたりです。

 

時にはNDフィルターが必要

動画をなめらかに撮るためにシャッタースピードを遅く設定することを説明しましたが、晴天の屋外ではシャッタースピード1/30だと露光時間が長すぎて動画が真っ白になってしまいます。

そこで必要になってくるのがNDフィルターです。

NDフィルターはレンズにつけることでレンズから入射する光の量をコントロールできるフィルターです。「ND8」の表示の8の部分光の量を1/8に減らすという意味です。 

 

でもぶっちゃけ、本格的な撮影でない限りNDフィルターはいらないかと僕は思いますね。レンズにねじ込んで使うんで取り外しは面倒くさいです。

レンズの口径によってフィルターサイズも合わせないといけないしね。

だったらパタパタ動画でもいいからシャッタースピード速くする方が楽だったり・・・。

光の量を可変できるタイプのNDフィルターもありますが、画質を損なわないまともな可変式NDフィルターはめっちゃ高いです。びっくりします。

一眼レフでキレイな音を撮るには

一眼レフカメラの内蔵マイクはあんまりいいものではありません。オマケ程度のマイクです。

そもそも静止画を撮る専門の機材なのでそこまで内蔵マイクに力が入ってないんですよね。

内蔵マイクで困るのはカメラ自身が発する音をめちゃくちゃ拾ってしまうのと、風が吹いた時のゴボボボボー!って音も拾ってしまいます。

音もしっかりこだわりたいなら外付けマイクを使うことをオススメします。

カメラ上部のシューに取り付けカメラと離れた位置にマイクを置くので、オートフォーカスの駆動を拾ってしまうのを低減してくれます。風防( ウインドジャマー)が付けられるので風が直接マイクに当たることが防げます。

一眼レフによっては外部マイクを接続することができないものがあるので事前に確認をしておきましょう。

ニコンだとD3000シリーズは外部マイクを接続することはできません。

 

まとめ

  • ピント合わせが難しいので被写界深度を深くするべく極力絞る(F11以上)。
  • 望遠になるともっとピント合わせが難しいので広角で撮る
  • パタパタした動画になるのを防ぐためシャッタスピードを遅くする1/60より遅く。
  • 以上の露出設定でも白飛びするときはNDフィルターで露出を抑える。
  • 音にこだわるなら外付けマイクは必須。

以上が一眼レフで動画を撮るコツになります!

ニコンカメラのFX・DX・CXそれぞれのフォーマットを解説

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

カメラのイメージセンサーサイズはフルサイズやAPS-Cと表示するのが一般的。ですがニコンは他のカメラメーカーとは違い表記が独自なんです。FXとかDXとか・・・。

 

ということで今回はニコンの〇〇フォーマットについて詳しく書いてみたいと思います。

ちなみフォーマット別でカメラをざっと並べてみましょう。

FXフォーマット

・D5 ・Df ・D850 ・D750 ・D610

DXフォーマット

・D7500 ・D5600 ・D3400

CXフォーマット

・Nikon1j5

 

FX・DXは一眼レフ、CXはミラーレス

一眼レフカメラはFXフォーマットDXフォーマットの2パターン、CXフォーマットはレンズ交換式アドバンズドカメラ(ミラーレスカメラ)になります。

Nikon ミラーレス一眼 Nikon1 J5 ダブルレンズキット シルバー J5WLKSL

コンパクトでお手軽なのがウリのNikon1j5

 

3つあるフォーマットのサイズ比較

イメージセンサーの大きな順に並べると・・・

  1. FXフォーマット(フルサイズ)
  2. DXフォーマット(APS-C)
  3. CXフォーマット(1インチ)

図で比較してみるとこんな感じ。

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こうやってみるとフルサイズがめちゃデカイってことがわかりますよね。このデカさが重要で一番影響するのが高感度撮影です。

高感度撮影ではノイズがつきものですが、イメージセンサーの面積が広いと光を受け止める範囲が広いということなので、FXフォーマットはISO感度をガツンと上げても他のフォーマットに比べてノイズがのりづらい。

これが大きいイメージセンサーの最大のメリットです。

 

面積比でFXフォーマットをとすると・・・

  • FXフォーマット:1
  • DXフォーマット:0.42
  • CXフォーマット:0.13

FXフォーマットはDXフォーマットの2.35倍、CXフォーマットでは7.4倍大きいことになります。

 

焦点距離の計算

イメージセンサーのサイズが違うので同じ焦点距離のレンズを使ったとしても実際に撮れる画角は違います。

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これは焦点距離24mmで撮影したも画像です。

それぞれのフォーマットが写し出す範囲を見てみると、もちろんですがイメージサークルが小さくなれば小さいほど画角が狭くなります。別の言い方をすると望遠側に画角が変化します。

この画角の変化は計算式で出すことができます。たとえば焦点距離24mmのレンズをDXフォーマットで使用すると約42mm相当の画角になります。

DX:24mm×1.5=42mm

DXフォーマットの場合は焦点距離に1.5をかけることでフルサイズ換算の画角を算出することができます。CXフォーマットでは2.7をかけてあげます。

CX:24mm×2.7=64.8mm

 

よく標準レンズは焦点距離50mmと言われていますがこれはフルサイズに限った話で、DXフォーマットでの標準の焦点距離は35mmになります。CXフォーマットでは18.5mmですね。

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

 
Nikon 単焦点レンズ 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8  ブラック ニコンCXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 ブラック ニコンCXフォーマット専用

 

 

違うフォーマットでのレンズ使用

FXフォーマットに対応しているレンズは基本的にすべてのフォーマットのカメラで使用することができます。注意する点は先ほども申しましたがフォーマットの違いで実際に撮影できる画角に変化が出ること。

では逆にDXフォーマット専用のレンズをFXフォーマットのカメラで使用するとどうなるのか。

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こんな感じで淵に黒い影(ケラレ)が出てしまいます。

DXフォーマット専用のレンズというのはAPS-Cサイズのイメージセンサーに合わせた設計なので、フルサイズであるFXフォーマットカメラで使用すると端っこまでレンズの光が届きません。

 

CXはマウントアダプターが必要 

FXフォーマットとDXフォーマット同士は制約なく使用することができます。その理由はカメラとレンズの接続部(マウント)が同じだから。

ニコンのマウントはFマウントと呼ばれています。

CXフォーマットカメラはFマウントではくニコン1マウントになるので、FXフォーマットやDXフォーマットのレンズを使うにはカメラとレンズの間にマウントアダプターを挟んで使用します。

Nikon マウントアダプター FT1

Nikon マウントアダプター FT1

 

 

まとめ

というのとで、各種フォーマットの違いをまとめてみました。

  • イメージセンサーの大きさが違うと高感度撮影の時に最も影響が出る。
  • 高感度に強いとその分、速いシャッタースピードが切れる。室内や夜の屋外に有利。
  • フォーマットによって同じ焦点距離でも画角が違う。
  • イメージセンサーが大きくなるとカメラやレンズが大きくなるし、価格も高くなる。

 

単焦点レンズで写真はこんなに変わる! ズームレンズでは表現できない単焦点の魅力とは

みなさんこんにちは!
へちまパパ(@hechima_papa)です。

ズームができないレンズなんて不便以外の何物でもない! と思った人も少なからずいるはず。確かにズームレンズを使いなれた人は単焦点レンズは不便なレンズになるかもしれません。

じゃあなぜズームできない不便なレンズ“単焦点レンズ”が存在するのでしょうか?

 

たとえば水泳で例えてみましょう。

ズームレンズは幅広い焦点距離をカバーするので水泳の選手で例えるとしたら、自由形や平泳ぎなど多種多様に泳げるメドレーの選手。

対して単焦点レンズは一つの種目に特化した自由形の選手。

では、メドレーの選手と自由形専門の選手が自由形(クロール)で競争するとどちらが速く泳ぐと思いますか?

もちろん自由形専門の選手の方が速く泳ぎますよね。

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単焦点レンズは「その焦点距離に特化したレンズ」なので、明るさや解像度なのすべてにおいてズームレンズを上回る描写性能の持つレンズなのです。

逆の言い方をしますと、ズームレンズはズームができる以外のメリットはありません。

ということで単焦点レンズの特徴を解説していきます。

 

開放絞り値が小さいので背景をぼかした写真が撮れる

開放の絞り値が小さいとその分、絞りを開けることができます。

絞り優先やシャッタースピード優先。4種類ある露出モードの使い方をおぼえよう - こどもスナップ

露出モードの解説でもお話ししましたが、絞りを開けることで被写界深度が浅くなり一眼レフならではの背景をぼかした写真を撮ることができます。

 

こちらのズームレンズ。

Nikon 標準ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用

Nikon 標準ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用

 

ニコンD3400やD5600とセット販売されてるレンズですが名前を見てみると

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR

赤い文字“f/3.5-5.6G"の部分がレンズの開放絞り値となり広角端ではF3.5望遠端でF5.6絞りを開くことができます。

 

それでは単焦点レンズを見てみると。

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

 

 大人気のDXフォーマット標準域の単焦点レンズ。

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

開放絞り値がF1.8も開けることができます。ズームレンズに比べてとても明るいレンズということがわかりますね。開放絞り値が小さいので単焦点レンズはズームレンズよりボカした写真が撮れるということです。

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あと単焦点レンズには絞れる余裕もあります。

ズームレンズと単焦点レンズの2本が同じ絞り値F3.5を設定した場合、ズームレンズは開放F3.5に対して単焦点レンズは数段絞った状態でのF3.5になります。

レンズというものは絞りが開放では100%性能を発揮することができません。数段絞ることで描写が低下するレンズの周辺部(外側)をカットするので、開放絞り値が小さい単焦点レンズの方が有利です。

 

単焦点レンズは小型で軽量

これも単焦点レンズの強みです。

ズームレンズは高倍率(カバーする焦点距離が広い)になればなるほどレンズ本体が大型になり重くなってしまします。

単焦点レンズはズームレンズと比べてレンズの枚数が少ないので小さく軽く作ることができます。

 

単焦点レンズは比較的安価

高額な望遠単焦点レンズは例外ですが、標準域の単焦点レンズなんかは比較的安価でズームレンズを凌ぐ描写性能がありコストパフォーマンスが優れています。

単焦点レンズはレンズの枚数も少なく構造も単純なので安価に製造ができるからなんですね。

単焦点レンズにせまる描写を誇ると言われるこのズームレンズ

Nikon 標準ズームレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR フルサイズ対応

Nikon 標準ズームレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR フルサイズ対応

 

俗に言う大三元レンズの一つですが非常にお値段が高いです。大卒初任給をゆうに超えます。

描写ズームの便利さを兼ね備えるのって技術的にすっごく難しいことなんですよね。単焦点レンズは一つの焦点距離に専念すればいいので設計も比較的簡単ので製造コストを抑えられるということです。

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好きな焦点距離を買おう オススメ単焦点レンズ

キットレンズになれた頃、自分にあった好きな画角ができると思います。

その中でも僕は比較的使いやすい標準域の単焦点レンズの購入をオススメします。

標準域の焦点距離というのは世間一般ではフルサイズ換算で50mmと言われています。

50mmという画角はイメージセンサーの大きさによって異なるのでDXフォーマット(APS-C)とFXフォーマット(フルサイズ)フォーマット別での標準単焦点レンズを紹介します。

 

DXフォーマット

焦点距離に1.5をかけて50mm付近になるレンズが標準レンズとなります。

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

 
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G フルサイズ対応

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G フルサイズ対応

 

この28mmはFXフォーマットにも対応しているレンズです。35mmの画角が少し狭いというなら28mmレンズがオススメ。

 

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FXフォーマット

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G

 

この50mmレンズ最短撮影距離が0.45mとあんまり寄れないので、マイクロレンズという選択肢もあります。

Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S  Micro 60mm f/2.8G ED フルサイズ対応

Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G ED フルサイズ対応

 

 

まとめ

何も考えずズームしていたのが単焦点レンズを使ってみると、その焦点に縛られるのでこうやって撮らないと収まらないとか、大変だけどその画角に対してしっかり向き合って撮影することになります。

焦点距離ってそれぞれちゃんと役目があって、広角はパースを効かせて前後の距離感を出すときに有効だし。望遠は圧縮効果。ちゃんと使い分けないとダメなんです。

何でもかんでもズームで被写体を引き寄せちゃうとどれも単調な写真になりがち。

ズームレンズに慣れてしまうと少し離れた被写体もズームで寄ろうと楽しちゃうんですよね。どうしても近寄れない被写体ならズームで寄るしかないですが、近づける被写体なら足を使って寄って撮影することも大切です。

「足ズーム」ってやつです。

自分の写真にメリハリをつけるに単焦点レンズを使ってみることをオススメします。