ニコンAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRはディズニーランドで強い味方になる
ディズニーで存分にFXフォーマットの大きなセンサーで光を受け止めたいっ……! でもFXフォーマットはどうしてもカメラ、レンズとシステムが大きくなりがちです。
そこでこのレンズの出番。AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRです。
D750とセット販売で一緒の手に入れましたが、ディズニーに限らず旅行など荷物を減らしていお出かけの時なんかは、すごい活躍してくれましたね。
今回は24mmから120mmまでをカバーする5倍ズームでありながら、F4通しというオールマイティなレンズをディズニーで使った感想を書いてみようと思います。
そのほかのディズニーレンズレビューもやっております。
D750と組み合わせでレビュー
以前こちらの記事でディズニーでオススメするDXレンズを紹介しました。
今回も携帯性、夜(暗い場面)で強いか、パレード(ショー)、キャラグリの4項目で評価しようと思ったんですが、
FXフォーマットなので当たり前ですが、サイズ的には携帯性はDXに劣るし、夜も強い(高感度に強い)
前回と同じ内容を書いても面白くないんで、今回はオススメというか僕が実際にディズニーで使った経験をベースに、いろいろと要点をピックアップしていこうと思います。
ちなみにNikon D750に装着して使った感想です。
5倍ズームのアドバンテージ
僕の場合、娘を撮ることがメインなので24mmから70mmまであれば十分なんです。ですがディズニー行くと我が子だけでは事足りず、やっぱりパレードやショーも追いかけたくなるんですよね。
そうなると望遠が足りません。
広角24mmから望遠端は120mm、DXクロップに抵抗がなければ180mm相当までカバーできます。180mmもあればフロートの上に乗ったキャラクターまで十分に狙えます。
ディズニーランドに何本もレンズ持っていきたくないですよね? 撮影メインでいくならいいですが、アトラクションに乗ったりお土産買ったり極力荷物を減らしたいはず。
レンズ1本でここまでの焦点距離をカバーできるのって、このレンズの大きなアドバンテージです。
24mmは広いよー。
フロートに乗ったミキミニも十分に狙えます!
常用は1段絞ってF5.6から
広角端から望遠端までF4通しなんですが、レンズの個体差の問題なのか開放F4が思った以上に使えないです。このレンズは一段絞ってF5.6からシャキっとします。
ダンサーの動きを止めたくてシャッタースピードを1/800にし、絞りF5.6以上にすると曇天だとISO感度が上がり気味。
おしいですねー。
F4がもう少し使えるんだったら最高なのですけどね。
絞り開放から100%性能を発揮するレンズなんでそうそうないけど、いちおう高級金輪レンズなんだからもうちょっと開放F4に頑張ってほしかった!
やーっぱり重いんですよね。
D750のキットレンズとして販売しているのでカメラとの重量バランスが良いと思いきや、D750が軽すぎなんで少しレンズに重心が寄っちゃってます。長時間首からぶら下げるのは疲れますね。
もう一つのキットレンズである24-85VRの方が計量なので、一日中ぶら下げて持ち歩くのでは24-85VRの方が有利です。
それと、このレンズ。ぶら下げて歩いているとレンズの自重で勝手にレンズが伸びてきます。ユルユルとまではいいませんが、24mmにしていても気づいたら28mmまで伸びちゃいます。
どうってことないんですが、神経質な僕は気になって気になって伸びないようにレンズを押さえていましたね。
あとレンズフードが意外と大きいです。
まとめ
小三元レンズの標準域を担っているレンズなんですが、どうもパっとしないという印象になってしまいます。全体的に平均点よりやや上というような、平凡なレンズ。
もう少し軽ければ世間の評価も良かったのかもしれません。
さっきは開放F4は使えないとか言いましたが、されど小三元レンズF4通しです。標準ズームレンズで望遠端120mmが絞りF4まで開けるレンズは他にありません。
ディズニーのような場所では忙しくレンズ交換なんてしてられないので、撮影メインではないけど、フルサイズ一眼ならではの写真を撮りたいときなんかは、とてもいい味方になってくれると思います。
手振れ補正でピタッとしっかりブレを抑えてくれます!
ディズニーに限らずカメラ関係の荷物を減らしたい旅行とかにすごくオススメです。
Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2010/09/22
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