ハクバのレンズペンは先端が平面の保護フィルター用を買うべし
レンズをクリーニングするときハクバのレンズペンってめちゃくちゃ便利ですよね。携帯性に優れており出先でもささっと取り出して使えるので重宝させていただいています。
このレンズペン。カメラやレンズのクリーニングする部位に合わせて、先端の形状が違うものが数種類ラインナップされています。
続きを読む初心者による僕のブログの書き方備忘録
移転しました。
ピクチャーコントロールフラットはRAWの代用になるかも!
RAWでガッツリ現像を楽しんでいるニコンユーザーみなさん。ハードディスクの容量は大丈夫ですか??
「大容量12TBのRAID組んでるんで大丈夫っす」という方はこの記事はスルーください。
今回はRAW使いたいけどRAWの容量が大きいので扱いきれないという方のための記事です。
RAWのようにレタッチができてJPEGみたいにファイルが軽ければいいのになぁ
そんな庶民に手を差し伸べる救世主のようなピクターコントロールがあります。
ピクチャーコントロール「フラット」です!!
僕がRAWを断念している理由
以前、RAWファイルで撮影したいけど一枚あたりの容量がデカすぎる問題で、使うのを断念しているという記事を書きましたが。
僕がRAWファイルを扱いきれない理由としてあげるのが、RAWファイルの容量の大きさです。大きすぎる容量がゆえ、様々の不具合が発生しました。
- 記録媒体の圧迫
- 連写の息切れ
- Ligtroomが重くなる
- ノイズ除去が面倒くさい
あげていけばいくつも出てきてしまいますが、ざっとこんなもんです。
本音はRAWを使いたいんです。RAWファイルのデカさは僕には手に負えず泣く泣くJPEGで撮影をしているんですよね。
でもRAWの懐の広さはバカになりません。逆光のシチュエーションでもしっかりと暗部のデータを残しているし、ホワイトバランスも後から自在に変更できます。
僕がRAWを使う場面は2点です。
- 逆光
- 明暗の差が激しい
- ホワイトバランスに不安が場面
JPEGでは補えない白とびや黒潰れする時、ホワイトバランスをカメラ任せにできない時にRAWを一時的に使います。
すぐに「+RAW」にできるようにプレビューボタンにカスタマイズしております。
しかし「+RAW」を仕込んでいてもとっさのシャッターチャンスに対応しきれないんですよね。常にRAW撮影! といきたいんですが・・・。
ピクチャーコントロール「フラット」とは
ニコンユーザーならお馴染みピクチャーコントロールですが、撮影時にあらかじめカメラ側でも自分のイメージに合わせた絵作りができます。ニコンのソフトウェアCapture NX-DならRAW撮影で後からでもピクチャーコントロールを使えるようなのですが、僕はLightroom使いなので詳細は割愛します。
- スタンダード
- フラット
- ニュートラル
- ビビット
- モノクローム
- ポートレート
- 風景
7種のピクチャーコントロールがある中で「フラット」はD810以降の販売されたカメラに新たに加わった項目です。
[フラット]※は演出を最低限に抑えた素材性重視のピクチャーコントロールです。仕上がりは[ニュートラル]よりもさらにコントラストが低く、そのままでは全体にメリハリがない印象。しかし、撮影後に調整・加工を加えても、白とびや黒つぶれ、色飽和が起こりにくく、明暗、色ともに階調性豊かに表現できます。ハイライトからシャドーまで豊富な情報を持っているので、撮影後の画像調整を前提として撮影する方にもおすすめです。
ニコンウェブサイトhttp://imaging.nikon.com/lineup/microsite/picturecontrol/jp/picture/flat.htm
フラットで撮影された写真の第一印象は明暗のメリハリがなく色も地味で、なんとも眠たい写真になります。
ピクチャーコントロール「スタンダード」と比較すると。
こういう空に向けて煽るような写真は空は明るくなりがちで建物の陰になっている部分が黒くつぶれてしまいます。
スタンダードの方はメリハリもあって発色もしっかりしております。ですがよく見ると雲の部分は白トビしており、シンデレラ城の下のあたりは黒くつぶれてしまっています。
対するフラットは白が沈んで黒が浮いているし色褪せて見えるので、地味で眠たい印象。ですが雲の陰影が残っていますし、シンデレラ城の下のあたりの暗部の黒つぶれしておりません。 こっちの方が後でLightroom等で調整する側からすれば好ましい写真ということになります。
フラットはRAWの代わりになる!?
僕がRAWを使いたいシチュエーションというのは先ほども言いましたが。
- 逆光
- 明暗の差が激しい
上記の2つはピクチャーコントロールのフラットで対応できるのではないかということ! RAWファイルの容量デカすぎ問題に悩まされる僕に手を差し伸べる救世主です。
しかも面倒くさい高感度ノイズ除去もJPEGなのでカメラが勝手にやってくれます。
あくまで僕の使用の範囲でRAWの代用になるのではないかという事なのでご了承ください。
ホワイトバランスの調整ができない
とわいえJPEGなので例えると一旦完成した料理みたいなもの。焼き餃子を水餃子に作り変える事なんてできません。RAWファイル(生餃子)は現像される前の生のデータなので焼き餃子や水餃子、揚げたりなどざまざまな料理にする事ができます。
JEPGよりもRAWの方が調整の幅で大きいという事です。フラットを使って撮影したとしてもホワイトバランスの調整は気休め程度しかできません。
まとめ
僕のようなライトなLightroomユーザー(ダジャレではない)ならピクチャーコントロールのフラットでもRAWファイルの代用になるというお話でした。
しかし、完全にRAWの代わりになるのかって問われると少し微妙。
JPEGなので生データのRAWに太刀打ちできません。
基本撮影をJEPGでピクチャーコントロールをフラットにすることにより保険をかけるという意味合いで使わせております。
なので、何が何でもフラットってわけでもないので、確実に失敗したくない撮影はRAWで撮影しております。ディズニーなんかでいうとキャラクターグリーティングとかですね。ミートミッキーで1時間以上待った挙句失敗した写真撮りたくないですから。
前もって余裕があるときはRAWに設定して撮影に挑んでおります。
撮影メインではなくて、記録写真も撮りたいけどLigtroomを使って調整して追い込みたい方には、JPEGの容量の軽さ&RAWのような画像調整のしやすさを兼ね備えたピクチャーコントロールフラットは相性がいいんじゃないでしょうか。
ではまたっ!
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの手振れ補正はバケモノ級!! 夜のディズニーで唯一無二の存在になる
泣く子も黙る大三元レンズの一つ!!
巷では、このように紹介されているレンズ。
麻雀やらないんで大三元って文言、一眼レフはじめてから知りました。
旧24-70との大きな違いは手ぶれ補正VRが有るか無いか。僕が持っているレンズもVR搭載のものもいくつかありますが、それらは言っても手振れ補正の名の通り「手の微妙なブレ」を抑える程度です。
でもAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRに搭載されたVRはバケモノ級の手振れ補正でした。手ブレと抑えるという使い方よりも三脚を使わずにスローシャッターを手持ちでできるという新たな可能性を見せてくれました。
ということで、今回は新24-70をひっさげて夜ディズニー行ってまいりました。
そのほかのディズニーレンズレビューもやっております。のオススメはこちら。
一番の目玉は手ブレ補正!!
さすがキングオブ標準ズーム!
このレンズの手ブレ補正(VR)は恐ろしいほど効きます。
画質の良さは他で散々レビューしているので割愛しますが、僕が感動したのはこの手ブレ補正(VR)です。
皆さんご存知だとは思いますがディズニーリゾートのパーク内は三脚の使用、持ち込みは禁止です。日が沈んだ暗い夜は速いシャッターは切れないですよね。
シャッタースピードを遅くすればカメラも固定しない限りブレブレ写真を量産しちゃうし、感度を上げればノイジーになる。
あぁー三脚使えたらどれだけの人が救われるのか……。(いやいやだからダメなんだって!)
最低限ブレを抑えられるシャッタースピードって1/焦点距離と言われてて、焦点距離が50mmならVR無しでもシャッタースピードを1/50以下でブレを抑えられるといいます。
でもね、新24-70は盛大にこの定説を覆してくれたんだわ。
この写真シャッタースピード1/4ですよ。
バケモノかっ!
もう自分が三脚になったかのようにブレをピタッと止めてくれます。
こちらがシャタースピード1/13です。
三脚が禁止されているパーク内でこれだけ手ブレを抑えて流れれば、全く問題がないですね。さすがに被写体ブレは抑えることはできませんが、夜景を撮るのであれば人間三脚でもピタッとブレを抑えてくれます。
夜のディズニーには最強ですね。
AFの速さは感覚的には旧24-70と同等
旧24-70よりAFが速くなったみたいですが、旧24-70でも僕にとって十分爆速だったので体感的な速度の向上はわかりませんでした。
400mmF2.8のような望遠単焦点のAFの方が速いです。
ディズニーでは望遠端70mmは足りない
ここから困った点を少し・・・。
ディズニーでの使用を考えるなら、望遠端70mmは足りないと言わざる得ないです。
望遠側がもう少し欲しいとなるとAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの方が5倍ズームなので使いやすいですね。
高倍率の便利ズームじゃないので、こんなことをこのレンズに求めるなんてナンセンスですが、これ一本で済ますとなると撮れない写真もあるということ。
パレードでは望遠が圧倒的足りないですね。無理に望遠端で撮ろうとすると、何を撮りたかったのか分からない中途半端な画角の写真を量産してしまいます。
記録写真ならともかく作品にはなりません。
パレードを撮るなら、あらかじめ最前列を確保して広角側でフレーミングしないとまともな写真が撮れないような気がします。
場所取りが必要ということです。
こうなったら撮影メインになってしまうので割り切るしかないですね。
荷物は多くなりますが、別途望遠レンズを準備するか……。
このレンズと望遠ズームで70-200F4とか、すごく相性がいいと思うですよね。
50mmを過ぎたあたりから甘くなる?
「望遠側が少し甘いのではないか」という指摘をよく見かけます。
これに関しては僕はプロではないので素人の意見として受け止めてください。
24mmから50mmまでは単焦点レンズに肉薄するぐらいの絵を吐き出してくれます。同じ焦点距離の単焦点レンズ比べても、超高速なAFとバケモノVRがあるので単焦点の開放F値は及びませんが、総合点では勝るとも劣らないと思います。
ですが50mmを超えた頃から24mm〜50mmのようなキレはなく「少し甘いかな」と素人目の僕でも感じました。でもこれってこのレンズの仕様だと思うんですよね。
70mmって広角のようなパースがかからないので、ポートレートに適した画角と言われており、キレッキレな絵よりもボケを重視しているというこのレンズのコンセプトだと思いました。
持っていくには覚悟が必要
価格もさることながらサイズも重量も超一流。ディズニーに持っていくなら今日一日はカメラマンに徹する覚悟でないとダメですね。
D750の組み合わせで重量は2kgに迫ります。この重量は一日中首からぶら下げるのはとても疲れますね。ディズニーではほとんど歩きっぱなしなのでこの重量はこたえます。
D5600に24-70VRだとまるで望遠レンズ・・・。
レンズフードがまたその存在感を一段と大げさにしてくれます。
こんなレンズをディズニーに持っていくなんて場違い感半端ないです。
はい。僕は場違い丸出しで持っていきましたよ!
ドヤドヤ!!
まとめ
サクッとディズニーでのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRをレビューしてみましたが、僕はまだ一度しかディズニーで使用していないので、レビューするにはまだまだ資料が足りていないのでもっと使い込んでから記事を書けば良かったのですが。
でも一度使っただけでわかったVRの素晴らしさ。
旧24-70との大きな違いはVRの有無。画質の違いは僕にはないと思います。AFの速度も同等。旧24-70と価格差もありますが、このVRだけでも買う価値があると思います。
1/4のシャッターが切れた時は“新しい世界”が見えたような気がしましたね。
三脚が使えないディズニーでは最強の存在になります。
ではまたっ!
RAWファイルの憂鬱。僕がJPEGを使い続ける理由
RAWとJPEGってどっちがいいの?
ネット上ではこの質問をよく見かけますが、各々撮影の目的が違うので一概に答えは出ません。
もちろんガッツリレタッチにこだわるのならRAWファイルですよね。
しかし、僕は基本的にJPEGで撮影しております。Lightroomで調べてみたらRAWファイルは全体の5%ほどしかありません。
本音はRAWで撮ってじーっくり時間かけて調整して満足の1枚を現像したいですよ。でもね、JPEGの手軽さには敵わないです。
続きを読むニコンAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRはディズニーランドで強い味方になる
ディズニーで存分にFXフォーマットの大きなセンサーで光を受け止めたいっ……! でもFXフォーマットはどうしてもカメラ、レンズとシステムが大きくなりがちです。
そこでこのレンズの出番。AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRです。
D750とセット販売で一緒の手に入れましたが、ディズニーに限らず旅行など荷物を減らしていお出かけの時なんかは、すごい活躍してくれましたね。
今回は24mmから120mmまでをカバーする5倍ズームでありながら、F4通しというオールマイティなレンズをディズニーで使った感想を書いてみようと思います。
そのほかのディズニーレンズレビューもやっております。
D750と組み合わせでレビュー
以前こちらの記事でディズニーでオススメするDXレンズを紹介しました。
今回も携帯性、夜(暗い場面)で強いか、パレード(ショー)、キャラグリの4項目で評価しようと思ったんですが、
FXフォーマットなので当たり前ですが、サイズ的には携帯性はDXに劣るし、夜も強い(高感度に強い)
前回と同じ内容を書いても面白くないんで、今回はオススメというか僕が実際にディズニーで使った経験をベースに、いろいろと要点をピックアップしていこうと思います。
ちなみにNikon D750に装着して使った感想です。
5倍ズームのアドバンテージ
僕の場合、娘を撮ることがメインなので24mmから70mmまであれば十分なんです。ですがディズニー行くと我が子だけでは事足りず、やっぱりパレードやショーも追いかけたくなるんですよね。
そうなると望遠が足りません。
広角24mmから望遠端は120mm、DXクロップに抵抗がなければ180mm相当までカバーできます。180mmもあればフロートの上に乗ったキャラクターまで十分に狙えます。
ディズニーランドに何本もレンズ持っていきたくないですよね? 撮影メインでいくならいいですが、アトラクションに乗ったりお土産買ったり極力荷物を減らしたいはず。
レンズ1本でここまでの焦点距離をカバーできるのって、このレンズの大きなアドバンテージです。
24mmは広いよー。
フロートに乗ったミキミニも十分に狙えます!
常用は1段絞ってF5.6から
広角端から望遠端までF4通しなんですが、レンズの個体差の問題なのか開放F4が思った以上に使えないです。このレンズは一段絞ってF5.6からシャキっとします。
ダンサーの動きを止めたくてシャッタースピードを1/800にし、絞りF5.6以上にすると曇天だとISO感度が上がり気味。
おしいですねー。
F4がもう少し使えるんだったら最高なのですけどね。
絞り開放から100%性能を発揮するレンズなんでそうそうないけど、いちおう高級金輪レンズなんだからもうちょっと開放F4に頑張ってほしかった!
やーっぱり重いんですよね。
D750のキットレンズとして販売しているのでカメラとの重量バランスが良いと思いきや、D750が軽すぎなんで少しレンズに重心が寄っちゃってます。長時間首からぶら下げるのは疲れますね。
もう一つのキットレンズである24-85VRの方が計量なので、一日中ぶら下げて持ち歩くのでは24-85VRの方が有利です。
それと、このレンズ。ぶら下げて歩いているとレンズの自重で勝手にレンズが伸びてきます。ユルユルとまではいいませんが、24mmにしていても気づいたら28mmまで伸びちゃいます。
どうってことないんですが、神経質な僕は気になって気になって伸びないようにレンズを押さえていましたね。
あとレンズフードが意外と大きいです。
まとめ
小三元レンズの標準域を担っているレンズなんですが、どうもパっとしないという印象になってしまいます。全体的に平均点よりやや上というような、平凡なレンズ。
もう少し軽ければ世間の評価も良かったのかもしれません。
さっきは開放F4は使えないとか言いましたが、されど小三元レンズF4通しです。標準ズームレンズで望遠端120mmが絞りF4まで開けるレンズは他にありません。
ディズニーのような場所では忙しくレンズ交換なんてしてられないので、撮影メインではないけど、フルサイズ一眼ならではの写真を撮りたいときなんかは、とてもいい味方になってくれると思います。
手振れ補正でピタッとしっかりブレを抑えてくれます!
ディズニーに限らずカメラ関係の荷物を減らしたい旅行とかにすごくオススメです。
Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: Camera
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- この商品を含むブログ (18件) を見る
僕が使用している機材リスト記事もオススメです!
てはまたっ!
無線操作で玄関を施錠できるノアケルを使ってみた感想
移転しました。
ニコンD750のシャッターチャンスを逃さない設定 ボタンカスタマイズを紹介
カメラを始めたばかりの人はボタンのカスタマイズが中々決まらないと思います。
デフォルトでも十分機能を果たせるようにできていますが、絶好のシャッターチャンスが訪れた時。
ISO感度がー!
シャッタースピードがー!
AFサーボがー!
とっさに反応ができず、ボタン操作にあたふたしてチャンスを逃したことはありませんか?
逃したシャッターチャンスは二度と来ません。
僕の場合はすべての設定をファインダーを覗きながらでもできるように、撮影に必要に項目をすべて、グリップを握った右手で設定できるようにボタンのカスタマイズをしています。
せっかくの一眼レフ。これからも長く付き合って行くからには自分の撮影スタイルに合わせたカスタマイズをしましょう。
てことで、今回は門外不出の僕のD750ボタン設定を初公開いたします。
ちなみの僕が使っている撮影機材で紹介しております。
Fnボタン(ファンクションボタン)
このボタンはデフォルトの設定のままですね。
「クロップ」を設定しております。
望遠が足りない時にとっさにクロップで対応することが多いのでファンクションボタンに仕込んでおります。
D750だと3種類選択できます。
- FX(36×24)
- 1.2x(30×20)焦点距離の約1.2倍相当
- DX(24×16)焦点距離の約1.5倍相当
実は撮影時にクロップするのはあんまりお勧めしないという方たちがいるんですが、撮影後にLightroom(現像ソフト)などでクロップすれば何度でもやり直しできるので、撮影時に無理にクロップする必要がないというのが否定的な方たちの意見。
ですが、僕はクロップすると1秒間の連写枚数が上がるD7200を使っていた経験で今でもクロップをよく使います。D750は連写速度は上がりませんが・・・。
それと、クロップ=画素数が少なくなるので無駄な容量を使わなくて済むんですよね。
がっつりクロップさせていただいております。
プレビューボタン
「+RAW」を設定しています。
プレビューってフィルムカメラで使われていた機能なんですかね?
実際の撮影結果、例えば被写界深度がどのくらいなのか(ボケ具合)を知るため。1枚1枚無駄にできないフィルムカメラならではの機能ですかね。
デジカメなんでそんなのお構いなしにパシャパシャ撮るので僕には必要ありません。いまいちプレビューボタンの使い方を理解できていないので別の機能を入れました。
Lightroomを使い始めた頃はRAWから自分好みの写真を現像することにハマっていた時期があったのですが、最近はめっぽうJpeg撮影が多いです。
なんでかって、RAWって枚数が増えれば増えるほど、現像が結構めんどくさくなってくるんですよね。基本的に何もいじられていない生のデータなので、高ISOで撮った写真も1枚1枚ノイズ除去してやらんといかんのです。自分で仕上げるのが前提なので発色も地味。
僕は暗いかな? と思う写真をちょいと明るくするか、水平を取るぐらいしか調整しないのでjpegで事足りるんです。
あと一番の理由が容量がデカイ。どんどんSDカードを圧迫します。1枚の容量がデカイので非力なパソコンだとLightroomのプレビューも時間がかかります。
RAWが必要なときといえば逆光や暗部が潰れそうな場面か、ホワイトバランスが不安なときぐらいですかね。jpegだと簡単に白飛んだり黒が潰れるからRAWで撮ってあとで持ち上げます。
ってことでプレビューボタンに「+RAW」を設定しています。
AE/AFロックボタン
「AF-ON」を設定しています。
親指AFを使っています。これに関してはこちらの記事で十分にメリットを書かせていただきました。
僕の場合、コンテニュアンスAFサーボ(AF-C)にダイナミック9点。オートフォーカスをこのボタンに設定しているので、レリーズとオートフォーカスが切り離されることによって、AF-Cでも置きピンができるように仕込んでます。
コマンドダイヤル
ISO感度をすぐに設定できるように、簡易設定をONにしコマンドダイヤルで設定できるようにしています。
- 天気良い日中だとISO100またはISO200
- 曇天の場合はISO400
- 室内だとISO800からISO1600
というような感じで決めています。
ほとんどの場合は絞り優先(A)でなので、サブコマンドダイヤルでF値を決め、コマンドダイヤルでISO感度(シャッタースピード)を設定するパターンです。
動画撮影ボタン
D5やD850などの機種はレリーズボタン付近にISO感度をいじれるボタンがあるのですが、D750には付いていないんですよね。ISO感度は液晶画面の左側にあります。
露出をマニュアル設定にすると、コマンドダイヤルはシャッタースピードになるので、写真撮影時には使うことのない動画撮影ボタンでISO感度を設定できるようにしています。
ファインダーを覗いたまま、手探りでISO感度が設定できるので便利なんですね。
しかし、ちょいと気になる点がありまして、D750はファインダーを覗いているにもかかわらず動画撮影ボタンに仕込んでISO感度をいじると、液晶画面が点灯してしまうんですよ。液晶画面を見ながら数値を決めるのが前提みたいなので、わざわざご丁寧に液晶が点灯してしまいます。光がファインダー侵入してきて、これが鬱陶しい・・・。
D7200の時も動画撮影ボタンにISO感度を入れてたんですが、D7200はファインダーを覗いてISO感度をいじっても液晶画面が点灯しなかったんですよね。
些細なことなんですけどねー。
まとめ
以上、誰得な僕のD750ボタン設定のお話でしたー。
僕は液晶左側に並ぶボタンで設定をいじることがないんですよね。
左手はレンズを支えているので、どうしてもあの辺のボタンって押しづらいんです。
ファインダーから目を離さないといけないし。
あそこのボタンで設定するとが無いんで、どこに何のボタンがあるか覚えてないし、レンズが重いと余計に左手の支えを離すことができないし…。
ボタンのおさらいです。
- Fnボタン → クロップ
- プレビューボタン → +RAW
- コマンドダイヤル → 簡易ISO感度
- AE/AFロックボタン → AF-ON
- 動画撮影ボタン → ISO感度
余談になりますが、人の設定を覗くのって楽しくないですか?? ちょっとやらしい言い方になりましたが。
人のを横目で見てそれをマネしてみる。
自分に合わなければヤメればいいわけだし、自分に合えばそれはラッキーな出会いなのです。
何事もマネすることから初めるもんですよ!
てことで、これを読んだそこのあなた!
今日から僕の設定をマネしてカメラライフを楽しんで下さい〜〜〜! ガハハハ!
……失礼いたしました。
ではまたっ!
ビッグサンダー・マウンテンを100%楽しむには最後尾に乗るべし!怖い人は最前列へ・・・。
『ジェットコースターって先頭と最後尾ではどっちが怖いの?』ってお話をしようと思うんですが、すでにテレビ番組でやってたんですね。
結論から言うと1番怖いのは最後尾の座席なんです。
ビッグサンダー・マウンテンも例外なく最後尾が1番スビード感があって最もスリル満点の座席なんです。
逆の言い方をしますと、絶叫系が苦手な人は最前列に乗る方がいいということになります。
でも、車両は繋がっているはずなのに前後でスピードが違うっておかしくないですか?
続きを読むディズニーカウントダウン。経験したものだけが語る年越しディズニーの事実
2018年の新年は東京ディズニーランドで迎えました。
ディズニーファンなら誰もが憧れるディズニーニューイヤーズ・イヴ。
夢と魔法の国で新年を迎えられるなんて最高じゃないですか!
そんな年越しイベントに参加できるチケットが当選したということで僕たち夫婦は舞い上がって浮き足立っていました。
さすがに子どもを一晩中つれまわすのは無茶なので、おばあちゃんのお家で年越しということで預かってもらって、僕たちはルンルン気分で舞浜へ向かうのでした。
このあとに起こる悲劇を知らずに・・・。
続きを読む親指AFにする意味ってあんの? デメリットは? ニコン一眼レフの設定方法
「そもそも親指オートフォーカスって何?」
「プロが使っているというだけでみんな使ってるだけでしょ?」
「シャッターボタンひとつで済むならそれでいいじゃん!」
とまあ、親指オートファーカスの存在意義をあまり理解してもらえる事ができないんですが、皆さんは2つのオートフォーカスモードの選択で迷った事がありませんか?
- シングルAFサーボ(AF-S)
- コンティニュアンスAFサーボ(AF-C)
シングルAFサーボは『AF-S』はピピっとなってピントを合わせてくれるモードで、ピントが合えばそこからフォーカスが動く事がありません。
対してコンティニュアンスAFサーボは『AF-C』は主にスポーツなど被写体が常に動いている時に有効なモードで、ピントが常に被写体を追いかけてくれるAFモードです。
僕は動きまわる我が子を撮るとが多いので基本AF-Cなんですが、もちろんこれだとフォーカスロックなんてできないんですよね。AF-Cだとシャッターボタンを押すとまたピントが動いちゃうから。
あるポイントにピントを合わせて構図を決めてシャッター切っても、レリーズボタンを押すとフォーカスが動いてしまう。
AF-Sでレリーズ半押しで対応できますが、動き回る被写体には対応できないのでそのたびにAF-SとAF-Cを切り替えるのも面倒くさい・・・。
これだとシャッターチャンスを逃す可能性もある。
AFサーボをオートで切り替えるAF-Aなんて論外だし……。
親指AFってこの2種類のAFモードを切り替えを楽にしてくれる、便利なものなんです!
親指AFにする意味
親指AFってのは通常シャッターボタンを半押しするとオートでピントをわせてくれるのを、シャッターボタンと切り離して別のボタンでピントを合わせてようって機能なんです。
その別ボタンてのが親指付近にあるので『親指AF』という名前が付いています。
親指AFにする事で得られるメリットていうのが、常にコンティニュアンスAFサーボ『AF-C』が使える事なんです!
置きピンがやりやすくなる
僕の中で最大のメリットです。
“置きピン”という撮影がやりやすくなります。置きピンというのはピントをある場所に固定させておいて撮影する方法です。
たとえば、こちらに向かってくる電車を撮影するときにあらかじめピンが合う場所を決めておいて電車がそのポイントに差し掛かったときにシャッターを押す。
もしシャッターボタンに半押しオートフォーカスが入ってしまってたらせっかく合わせてピントもシャッターボタンを押すとフォーカスが動いてしまいますよね。
それを防ぐために親指AFにしておけばシャッターとオートフォーカスを切り離しておくんです。
ピントをマニュアルにして置きピンもできるけど、いちいちオートとマニュアルを切り替えるのも面倒くさいんで、こっちの方法をオススメします。
オートフォーカスのサーボモードの切り替えが不要
ニコンでいうとAF-SやAF-Cのことで、キアノンだとAFサーボっていうですか? スミマセン。ニコンしか使ったことがないのであやふやですが・・・。
このAF-SやAF-Cの切り替える必要がなくなるってことです。
AF-Sは動かない被写体を撮影するときに使いますよね。ピントがあってピピッて音が鳴るやつ。一番使われているAFモードだと思います。
AF-Cは動いている被写体を撮影するときに使うAFモードで、常にオートフォーカスが被写体を追いかけ続けます。
- AF-Sは動かない被写体用
- AF-Cは動く被写体を追いかけ続ける
僕は動き回る我が子を撮ることが多いので、常時AF-Cを使用しています。子どもは「じっとして」って言ってもじっとしてくれませんからね。
ですが、この動く被写体向けのAF-Cモードって置きピンができないんですよね。
たとえば、構図の右端に人物を置いた撮影をしたいとき。まず人物にカメラを向けてピントを合わせるでしょ。で、人物を右端に置いた構図にしたいからカメラを左に振ってレリーズするとカメラは真ん中にピント合わせようとしちゃって人物がボケるよね。
AF-Sにしてピントを合わせたときにシャッター半押しのまんまで構図を決めれば撮れるけど、わざわざモード切り替えんのがわずらわしいんです。
とっさの撮影チャンスにワチャワチャしちゃうんで・・・。
親指AFを設定すればレリーズとオートフォーカスを切り離すので、ピントを動かしたくなければ親指AFボタンを押さなければいいですよ。
AF-Cモードでも置きピンができちゃうんです。
設定のしかた
僕が持っているニコンD750には実は親指AFボタンなんぞ存在しません。
ニコンはD5やD850、D500ような上位機種にしかAFボタンが実装されてないんで、設定してやる必要があります。
ということで、親指に一番近いこのボタン。
このボタンにオートフォーカスをぶち込んでやりましょう!
では、こんなに便利な親指AFの設定の仕方を説明していきます。
MENU > カスタムメニュー > f 操作 > f4 AE/AFロックボタンの機能
押し時の動作にAF-ONを設定
本来の役割であったAEロックをレリーズに入れておきましょう
MENU > カスタムメニュー > c AEロック・タイマー > c1 半押しAEロック
以上で設定完了です。超カンタンっす。
他のニコン機でも設定項目は同じ場所にあると思います。
で、結局のところデメリットってあるの?
僕的には親指AFに関してデメリットはないです。(断言)
親指AF + AF-C + ダイナミック9点
僕的最強の組み合わせ。このフォーカス設定で99%の撮影をまかなってます。
デメリットを強いて言うならなね、カメラを他人に渡して撮影をお願いするときですか?
僕はデフォルトの設定をユーザーの項目に保存してたけど、大切な一眼レフを知らん人に渡さないですね。
もうね、親指AF設定するしかないでしょう!
これでまた一歩写真が上達しますねーーー!!
ではまたっ!
ディズニーでオススメする一眼レフレンズ3選【ニコンDXフォーマット編】
ディズニーに限らずですがテーマパークや遊園地などなど、決して撮影がメインではないんだけど、思い出は一眼で撮ってキレイに残したいです。
僕も当時の彼女(今嫁)に
「ディズニー行くのにそんなゴッツいカメラ持って行ってどうすんの?」って
変な目で見られてました。だって持って行きたいんだもん!!
写真も大切だけど遊ぶのも大切です。
ということで思いっきり楽しみたいけど、撮影も妥協したくないあなたにディズニーでオススメDXレンズ3本を紹介したいと思います。
続きを読むニコンDXユーザーのための将来フルサイズ移行に向けた無駄の無いレンズ選び
気づけば手持ちのレンズはDX専用のものばかりだっ…。
始めたばかりの頃はDXやFXやらフォーマットの違いなんて分かりません。
たいていの人はDXフォーマットの比較的安価なカメラを購入して一眼レフデビューをすると思うのですが、レンズを購入するときも、これまた安価なDX専用レンズを買うと思います。
この先、ずーっとDXフォーマットのカメラを使い続けるならいいですよ。DXと心中する覚悟があるなら。
でもある一線を超えて一眼レフにハマってしまうと、絶対にフルサイズ(FXフォーマット)が気になってきます。
すると、気づけば手持ちのレンズはDX専用のものばかりだっ…。って状態に陥ってしまいます。
DXフォーマットのカメラはFXフォーマット対応のレンズを使うことができますが、その逆のFXフォーマットのカメラではDXフォーマット専用のレンズは使うことができません。
将来FXフォーマットの移行を考えているならば、どの焦点域のレンズもすべてFXフォーマット対応のレンズを買うこと。
ということで、DXフォーマットユーザーが将来FXフォーマットへ無駄なくスムーズに移行するためのオススメのレンズを紹介したいと思います。
このページさえ読んでおけばFXフォーマットへ移行してもレンズが無駄になることはありません。スムーズに移行することができます。
揃えるべきレンズとは?
おそらく初めて買った一眼レフはズームレンズがセットになったものを購入されると思います。
ニコン入門向け一眼レフ、D5600とD3400にセットで販売されているズームレンズはAF-P18-55VRというもので、焦点距離は18mmから55mmです。
このキットレンズを1本目と想定した場合、欲しいレンズは標準域の明るい単焦点レンズ。被写体を印象的に写すポートレイト用の中望遠レンズ。
そして焦点距離が足りない部分を補足する55mm以降の望遠レンズと18mm以下の広角レンズです。
ざっとまとめるとこんな感じ
- 標準域の単焦点レンズ
- 中望遠の単焦点レンズ
- 望遠ズームレンズ
- 広角レンズ
上記の4本さえ揃えておけばキットレンズと合わせて当分の間レンズに困ることは無いでしょう。
今回の重要ポイントは将来FXフォーマットへ移行を考えたものなので、FXフォーマットのカメラでも使えるレンズを購入しなくてはなりません。
焦点距離と画角の違いでの注意点
イメージセンサーのサイズが異なるDXフォーマットとFXフォーマットでは同じレンズを使っても写る範囲がそれぞれで違います。
DXフォーマットのイメージセンサーはFXフォーマットと比較してみると図のように一回り小さくなります。
写る範囲が狭くなる = 望遠側へシフトするということです。
ということは同じ焦点距離のレンズを使用してもDXフォーマットのカメラでは写る範囲が狭くなるということです。
どのぐらい狭くなるのかは計算式で導くとこができ、これを『フルサイズ換算』と言います。
- 焦点距離 × 1.5 = DXフォーマットの画角
焦点距離50mmのレンズをDXフォーマットのカメラで撮影すると写る画角が1.5倍した75mm相当の画角になるということです。
上記の 『フルサイズ換算』を元にレンズを選んでいきましょう。
1.標準域の単焦点レンズ
一眼レフを始めたカメラ初心者の方たちはキットレンズに飽き足らず「もっと背景をボカしたい」という撮影欲が最初に出てくると思います。キットレンズでも工夫次第で十分に背景をボカした写真が取れるのですが、解放F値が小さな単焦点レンズを使えば簡単に背景をぼかすことができます。
単焦点レンズとは、その名の通り焦点距離が固定されています。
ズームズレンズのように焦点距離が可変出来ないので一見不便のように思いますが、ズームレンズには成しえない、まったくの別次元でのボケが味わえます。自分のカメラの腕前が上手くなったかと錯覚するような写真が撮れます。
だって、その焦点距離にあわせて最適化されたレンズ設計ですからズームレンズが勝てるわけがありません。
なので、キットレンズを卒業して2本目に選ぶのは標準域の単焦点レンズを推奨します!
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
まずは王道となるのはこの35mmです。DXフォーマットでの使用時は換算52.5mm相当になります。世間一般的に標準といわれる50mmに近い画角ですね。
DXフォーマットでは標準域、FXフォーマットに移行すれば少し広めのオールラウンダーな画角となります。
同じ焦点距離で安価なDX専用レンズであるAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gがありますが、FXフォーマットを見据えてという事なので今回は割愛させていただきます。
AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G
DXフォーマットでは換算42mm相当になります。
さきほどの換算52.5mmでは少し画角が狭いと感じる人にオススメですね。自分もそうだったので2本目に購入したレンズはこの28mmです。
FXフォーマットだと28mmとなり、画角はiphoneのカメラとほぼ同等の画角なので、なにも考えないで力を抜いたスナップ撮影とか、気軽に楽しめる画角です。僕のイチオシ!
2.中望遠の単焦点レンズ
標準域が決まったら次は焦点距離が少し長い(標準よりも画角が狭い)中望遠の単焦点レンズを見ていきましょう。標準域のレンズよりも、より背景がボケやすくなるので被写体を際立たせたいポートレイトなど被写体がしっかり決まっているときに有効なレンズです。
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
フルサイズ換算で75mm相当になります。
このレンズはニコンの”撒き餌レンズ”とも言われていて、安価ながら非常によい写りをしてくれます。そしてコンパクトで軽い約185g!
でも弱点があります。
それは被写体に寄るのが少々苦手。
最短撮影距離0.45mなのでDXフォーマットで中望遠として使うのであれば、そこまで気になる事ではないんですがFXフォーマットで標準レンズとして使うと「もうちょっと寄りたい」場面が出てくるんですよね。最短撮影距離が0.45mmだとちょっと近寄れないんです。非常にもったいない。
それでも安くてコンパクトで写りも良いので十分オススメです。
おなじ画角でAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gもありますが、こっちはどうしてもF値1.4が必要な人向け。
実際にF値1.4って扱うのとても難しいですよ。じゃじゃ馬です。
しかもオートフォーカスが遅いです。
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
ここで少し変化球。60mmのマイクロレンズってのもアリだと思います。
寄れない50mmの弱点を克服しつつ、オートフォーカスが爆速で逆光に強いと言われるナノクリスタルコーティングです。
DXフォーマットでは90mm相当となるのでマクロとして使いやすい画角になります。
難点を挙げるとすれば、単焦点の割には開放値がF2.8と他の単焦点レンズに比べて暗いこと。あとVR(手振れ補正)が非搭載なのでマクロでの使用は三脚が欲しくなります。
3.望遠ズームレンズ
あと足りない画角は望遠域ですね。ここまで単焦点レンズを薦めてきましたが望遠レンズではズームタイプのレンズを紹介します。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
誰もが恋い焦がれる大三元レンズの一つ。もうこの焦点域では敵なしですね。
強いていうなら重さがネック。
これが買うことができれば一つの終着点にたどり着いたもんです。
AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
ステッピングモーターを採用したことによって爆速のオートフォーカスを誇ります。
旧品で指摘されていたテレ側の甘さも改善されているようなので僕も注目しているレンズです。DX使用時で換算450mmまでカバーできるもの魅力的ですね。
AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
望遠ズームの部類ではないではないのですがFX移行した後に便利ズームとして使えるので、こういうレンズも選択肢に入れてもいいと思います。
4.広角ズームレンズ
広角レンズは他のレンズとは違いDXフォーマットのカメラとFXフォーマットのカメラ両方で『広角レンズ』として使えるレンズがありません。
なぜなら冒頭で説明したフルサイズ換算を思い出していただければわかると思います。
ニコンFXフォーマットに対応する広角ズームレンズのラインナップを見てみると、焦点距離が14mm以降のレンズしかありません。
これをDXフォーマットのカメラで使うと14mm×1.5で換算21mmの画角になり、あんまり広角が得られないんですよね。
広角ズームレンズに関してはDX専用のレンズを買うしかありません。
このレンズはAF-Pレンズなので爆速のオートフォーカスを装備し比較的安価な広角レンズでオススメです。
まとめ
ここまで揃えれば大抵のものは撮影できるはずですね。
FX移行した時に標準域の単焦点レンズが広角へ、中望遠の単焦点レンズが標準域へ。
どうでしょうか? 無駄のないレンズ選びだと思います。
あとは大好きな画角ができたのなら、その画角の単焦点レンズを買ってあげればいいです。
あ〜、過去の自分に教えてあげたい・・・(笑)
ニコンDXフォーマットはFXフォーマットより画質が良い説
画質が良いのはDXかFXか?
この論争は今でも答えが出ない永遠のテーマとなっています。
普通に考えてセンサーサイズがデカいFXフォーマットの方が画質がいいと思うのですが、10年ほど前に満を持して登場したニコンD3。ニコンユーザーが待ちに待ったフルサイズセンサーが搭載された一眼レフが販売されましたが、しかしその登場を良しとしない人たちも少なからずいました。
▼ニコンフォーマット別解説はこちらの記事
FマウントはDXフォーマットこそがベストサイズである
FXよりDXの方が画質が良いという意見には、こういう理由がありました。
FXフォーマットのセンサーはDXフォーマットのセンサーよりも面積が約2倍あり、そのため大きなイメージサークルが必要とします。口径の小さいニコンFマウントではフルサイズデジタルセンサーに適したレンズの設計に無理がある。
周辺部まで高画質を維持できないのでは? ということですね。
D3が登場する前はニコンも「DXフォーマットこそがデジタル一眼に適したセンサーサイズ」と言っていたような気がします。(うろ覚え)
DXの方が無理のないレンズの設計ができる!
ということですね。
画質が低下する周辺部の影響を受けない
FX対応レンズをDXフォーマットで使うことで
「レンズの美味しい部分である中心部だけをを切り取る」
という意見。
”美味しい部分”というのはざっくり説明すると、一眼レフのレンズは周辺部にいけばいくほど画質が低下してしまうのでFXフォーマットより一回り小さいDXフォーマットの部分だけを切り取る。画質の良い中央部の美味しい部分だけを切り取るということです。画質を悪化させる余計な周辺部を使わないってことですね。
まあ確かにこれはありそうな気がします。
DXフォーマットにDX専用のレンズを使うよりも、よりイメージサークルの広いFX対応レンズを使うことで余分な周辺部を嫌い画質のいい中央部だけをいただく。
この説について僕の見解
実際のところ「美味しい部分を使っているからキレイに撮れてるわぁー! 」ってほど違いを感じたことはありませんね(爆)
ここまで書いといてなんやねんってツッコミたくなりますが素人の僕にはわかりません!!
逆説で「DXフォーマットセンサーは画素ピッチが狭いからFXフォーマットのレンズはその解像度の要求に応えられないよ」ってのもありますが、既にD850という脅威の高画素機が出てしまっているので、FXフォーマット対応レンズ、特に高価なナノクリレンズならその辺の求める性能は十分にクリアされていると思います。
D7200にAF-S NIKKOR 28mm f/1.8Gの相性もすごく良かったですし。
そりゃFXフォーマット用のレンズはFXフォーマットのカメラで使うことで100%性能を引き出せるので「FXレンズをDXで使う方が良い!」っておかしな話ですよね。
どちらも一長一短ということ
画質が良い=キレイな写真、心を動かす写真ではありません。
FXフォーマットはイメージセンサーが大きいのでその分、光を受け止める面積が広いので、高感度時はDXフォーマットより高感度ノイズがのりづらいのは事実です。
被写界深度も狭くなるので一眼レフ特有の背景がボケて立体的に撮るのもFXフォーマットの方がやりやすいです。
これらを総じて画質の良し悪しを判断するのはちょーっと違うかなと思います。
DXフォーマットのカメラの良いところは、軽量でコンパクト。そしてFXに比べて機材が比較的手が出やすい価格なので、望遠レンズや広角レンズなどいろんな画角に挑戦がしやすい。
カメラがコンパクトだと持ち運びが楽になります。ということはカメラを持ち出す機会が増えるので必然的に撮影機会が増えることになります。
被写体がないと写真は撮れません。カメラは持ち出してナンボなんです。
コンパクトデジカメソニーRX-1を使用していた頃の書いた記事ですが。持ち運びが楽なのでいろんな場所へ持って行きました。
まとめ
僕は今FXフォーマットのD750を使っています。以前はD7200にFXフォーマットのレンズをつけて撮影もしましたが、DXかFXかどっちがいいか結論を言います。
僕の場合はFXの方がイイ
やっぱりセンサーサイズがデカいのがいいです。
僕は”高感度に強い”をカメラ選びの優先順位第1位に置いています。
デカい分、画素ピッチが広いので受け止める光が多く暗いところに強いのでノイズが出づらい。暗い場面でシャッタースピードが稼げるんですよね。
理由なブレた写真が嫌だから。
僕は三脚を据えてじっくり撮影するスタイルではなく、暗い室内やスナップ撮影が多いので出来るだけISO感度を高めてシャッタースピードを稼いで撮影したいので、高感度に強いFXに軍配が上がります。
もちろんDXにはFXにはない優れたところもあります。センサーが小さい分カメラやレンスが小さくなり、システムがコンパクトに収まります。同時に機材の値段も安くなります。クロップによって望遠にも強くなりますしね。適材適所です
少し記事の論点がブレてしまいましたが、ようは人それぞれ画質の良さの定義が違うということ。僕の場合は”ブレていない写真”が画質の良い写真であり、それを満たすためにはシャッタースピードを速くする。速くすると必然的にISO感度を高めたいので、ノイズが出にくいFXフォーマットを選ぶ。
人によってはコンパクトで軽いカメラが好きであればニコン1(CXファーマット)が至高ですしね。
ん〜、なんか記事タイトルと答えが合ってない気がしますね・・・むむむ
まあ、画質の良し悪しは人それぞれってことっ!!
ではまたっ!